まえがき
この記事シリーズのソースコードは以下のリポジトリで管理されています。
Qiita Artifact Plugin
目次
- プロジェクト作成と設定まで(ここ)
- アクションの追加, 通知, ダイアログ
- 拡張ポイント
自己紹介
めんどくさいからプロフページよりどうぞ
はじめに
Jetbrains系IDE愛用してますか?
使っていると「〇〇であったアレほしいなぁ」というのがあると思います。
もちろんSettingの変更で対策できるものもありますがそれでは事足りないことも多々あると思います。
のでプラグイン作ってやってみましょう。
新しいPluginプロジェクトの作成
- IntelliJ IDEAを開き
Create New Project
を開きます - 左パネルから
IntelliJ Platform Plugin
を選択します。 - 右パネルの設定には
- SDKを指定します。リストに何も表示されない場合は
New
をクリックしてIntelliJ IDEAのインストールフォルダを選択してください。 - その下は言語サポートやSQLサポートなどの設定です(今回は無視)
- SDKを指定します。リストに何も表示されない場合は
-
Next
をクリックしProject name
,Project location
を入力してFinish
をクリックします。
プラグインの初期設定
まずはresources\META-INF\plugin.xml
を開きましょう。
1つ1つ解説していきます
- id: IDE内でのPlugin名です。
<ドメインの逆順>.<プラグイン名(全部小文字)>
が主流。 - name: プラグイン名。
Settings -> Plugins
から検索される。わかりやすいものが良い - version: バージョン,人によって違うから何も言わぬ。
- vendor: (ちょっと意味合い違うけど)作者名
- <option>url: ホームページとかのアドレス
- <option>email: メールアドレス
- description: 説明文
- change-notes: 前のバージョンとの違いなどを書く
- idea-version
- <option>since-build, <option>until-build
- ビルドは基本3ケタの数字で表されます。IDEのバージョンは
YYYY.R.*
と言う形で表されこれのYYの下二桁とRの組み合わせがビルドです。(他にも表記法はあります。)つまり2017.3.3
は173
,2016.2
は162
のようになります。
基本はこれで十分です。これより下及び他は必要なときに解説します。
おわりに
内容少な!ってなりました?意図的です()
やっぱりIntelliJ IDEAのPlugin作るからには独自言語とか作りたいと思うのでこの先は独自言語の作り方を書いて行きます。
といいたいところですが何事も基礎が肝心と言うことで次はAction, Notification, Dialogについて解説します。詳しいことは次で。