AAVE とか Compound とかで DeFi lending/borrowing 使ってみたいけど, 実資産(Ether, ERC20 tokens, etc)を使うのはためらいがある...
testnet で試しましょう!
今回は AAVE を試します(UI がわかりやすいので).
AAVE は Kovan testnet しか対応していないようです.
(Compound は Ropsten など各種テストネットに対応しています)
Wallet 準備
とりあえず Metamask あたり(PC browser の Metamask が楽でしょうか)で Wallet を用意しておきましょう.
AAVE の場合は, wallet connect を利用することで, スマホ Metamask も使えます
Faucet
最初の Ether が必要になります.
いくつか faucet ありますが, 現状動いていないものがあったりしますので注意です.
502 bad gateway ![]()
ぺろっともらえるのは, 迷惑な利用(?)を避けるためか, もらえる ETHs は少なめです.
gitter でもらう(4 ETHs もらえる)のがよさそうです.
AAVE
で Kovan で繋げばいけます!
AAVE 上でも More -> Faucet で各コインを Faucet 取得できます.
(取得するために gas がいるので最初の Ether はいずれにせよ必要. また Eth の faucet は無い)
v1, v2 がありますが, mainnet は v2 が最新(2020/12/04 あたりリリース)です.
website は mainnet のを流用しているからか, v1, v2 切り替えがうまくいかない(mainnet の URL に飛んでしまう)ので注意です.
とりあえずデフォルトで設定されたものを使いましょう. いずれは治るかもです.
Wallet でのコインのアドレス
USDC など, Metamask とかで検索で追加できる ERC20 コインは mainnet のアドレスのものなので, 検索で追加したものだとそのままでは残高ゼロのままです.
借り入れしたコインを Metamask などで残高確認したい場合, Kovan network(より正確には AAVE が Kovan で生成したコントラクトのアドレス)のコインのアドレスを指定する必要があるので注意です!
一覧はこのあたりから.
もしくは, 残高は Kovan etherscan で確認しましょう.
Compound など別のサービスでは, コインのアドレスはまた別のアドレスになっていますので注意しましょう.
試す
あとは UI ぽちぽちするだけで預け入れ, 借り入れが体験できます.
借り入れたくさんして精算(liquidation)を引き起こしてみるなどするとよいでしょう!

