IPFS : ホットストレージ的. 長期に渡り使われない(アクセスされない)とデータを失うかもしれない
Filecoin : コールドストレージ的. IPFS と組み合わせ, IPFS でファイルがロストされたら Filecoin から復元する, みたいな.
IPFS のノードは立てやすいですが, Filecoin にデータ保存だと miner を建てる必要がある必要があるっぽい?で HW のハードルが高いので, 既存のサービスを使ってみます.
どのサービスも Filecoin マイニングなどしていて, その収益で fee プランを提供しているものと思われます.
Space.Storage が web3 アカウントで非中央集権的に扱えてよさそうですが, 現状 beta なので, Web3.Storage 使ってみます.
Web3.Storage
Protocol Labs(Filecoin の開発元)が作っています.
github アカウントあれば特に問題なく使えます. 合計 1 TB までファイルをアップロードできます.
ブラウザからぺろっとファイルをアップロードできます.
データは公開(Content ID が分かればアクセスできる)になるので注意です.
ホームページや電子公告など, 公開で長期に渡ってアクセスが必要になるものを扱うとよいでしょう.
NFT 用のストレージサービスもあります.
ファイルはどれくらいの期間保存されるか?
Filecoin(Deals)は最低 18 ヶ月とあります.
また, web サイト(web3.storage)が終了したらファイルも消えます(保存される保証がなくなる)
非中央集権的にかつ永続的にファイルを保存したいのであれば,
powergate などのツールが polish されるのを待つか, 自前で IPFS + Filecoin miner を建てるかになるでしょうか.