Python と C++ で websocket 通信するメモ #Python

背景

Python と C++ のプロセス間で numpy データや画像などそこそこ大きめのデータを扱いたい...
ローカルネットワーク越しで別 PC に処理させたいとか.

websocket(バイナリデータ扱える) を使ってみます.

C++ client, server

server も client も, 組み込みやすい civetweb が楽そうです!

websocket 有効にするには, USE_WEBSOCKET を define する必要があります.
また, デフォルトでは SSL 有効(SSL ライブラリとのリンクが必要)なので, ローカル PC やローカルネットワークでの利用で wss 不要であれば NO_SSL も define しましょう.

Python 側

client は websocket-client がよいでしょうか. websocket モジュールとは異なりますので注意です!

websocketとwebsocket_clientの競合でうまくimportできないのを解決する
https://qiita.com/ikentoh/items/34b980da07bfc8abfd81

server なら websocket-server かしら.

Note

CivetWebSocketHandler では, close の要求があると, handleClose が呼ばれるまえに handleData の bits に OPCODE_CONNECTION_CLOSE が立って 2 bytes のデータが来るようです.

        virtual bool handleData(CivetServer *server,
                                struct mg_connection *conn,
                                int bits,
                                char *data,
                                size_t data_len) {

                if (bits & MG_WEBSOCKET_OPCODE_CONNECTION_CLOSE) {
                  printf("WS close\n");
                  return 0;
                }
         ...

と判定するとよいでしょうか.