背景
もともとは C++ Built Tools(MSVC の CLI tool 群や MSVC header, library など)は, Visual Studio のライセンスがないと使えませんでした.
いつの間にかライセンス term が更新され OSS ライブラリのビルド(たとえば MFC とかに依存していたりでどうしても MSVC が必要なケースとか)には利用 OK と緩和されてました.
自社の proprietary C++ project が, MSVC 必須ではないが, Third party OSS ライブラリがどうしても MSVC でないとビルドできない場合, C++ Build Tools(MSVC)でビルドし, proprietary 部分は llvm-mingw(clang) でビルドするなどすれば, Visual Studio ライセンスなしでいけます!
また, プロジェクト全体が OSS の場合であれば, VS ライセンスなしでも clang-cl と組み合わせてるなどして VSCode で合法的に利用することができます!
考察
- MSVC での OSS C/C++ CI ビルドサービスの提供とかにも使ってよさげ?
- WINE でのクロスコンパイル環境での SDK の再配布も楽になるじゃろか