はじめに
Linuxには絶対に実行してはいけない悪魔のコマンドが存在します。
その中で比較的シンプルで理解しやすく、破壊力抜群のLinux危険コマンドを実行してみました。
うp主は仮想環境と壊していいLinuxを使っています。
実際の環境では絶対に実行しないでください。
この記事で紹介されているコマンド実行したことによる責任は”一切”取れませんのでご注意ください。
うp主の環境
Windows11の上にバーチャルボックスで仮想環境を作り、
その中のAlmaLinuxでコマンドを実行しました。
環境詳細 |
---|
壊していいAlmaLinux |
VitualBox |
Windows11 |
これがそのコマンドだぁ
rm -rf /
今回紹介するコマンドは非常に危険です。
うp主は安全対策をして細心の注意を払っています。
実際の環境では絶対に実行しないでください。
このコマンドの意味はLinuxの中にあるデータを確認なしにすべて削除するという意味。
rmはファイルを削除するコマンド。
日常でよく使うがオプションで-rfが付いたことで狂暴化する。
-rは再帰的に削除という意味でフォルダの中のフォルダまですべて消してしまうオプション。
-fは削除するときに出る確認メッセージ(yかNを聞いてくるやつ)を表示しないというオプション
消す対象は「/」
これはルートフォルダを意味していて、Linuxのすべてのファイルを格納する一番上のフォルダという意味。
もちろんこの中にはLinuxを動かすために必要なファイルが入っている。
怖さが分かったところで、いざ実行!!
...と行きたいところですが、
フェールセーフ機能が働いてコマンドの実行が阻止されました。
今度こそ実行!!!!
他のプログラムが使っていたり、許可されていなかったりして、削除できないというメッセージが大量にでてきました。
最終的には壁紙が消えて青一色に!
動画には映っていませんでしたが、コマンドすら消されているので何もできません。
強制的に電源を切ってももちろん壊れているので起動しません。
実際の環境でこれをやらかしたら...
考えたくないくらい恐ろしいことになりそうです。
環境によってGIFが動かないことがあります。
うp主はスマホで見ると動きませんでした。
教訓
Linuxの学習環境では当たり前のようにroot権限でコマンドを実行します。(sudo付ける癖がつくほど)
root権限だと誤爆したときに甚大な被害を出すことがあるので、rootの怖さを改めて実感しました。