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ProxmoxのホストとVMを物理的にお引越ししてみた

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あらすじ

元々ProxmoxをインストールしていたマシンをWindowsマシンに転用することになり,お家に余っていたマシンにSSDを載せ替えることでお引越ししようとした.

環境

  • 旧マシンにてProxmoxをインストールし運用していた
  • M.2 SSDにVM等を,SATA SSDにホストを入れていた

作業内容

1. SSDを付け替える

ここでは,とりあえずホストをインストールしたSSDおよびVMのデータなどを配置しているSSDがあればそれも含めて全て付け替えた

2. 移転先マシンを起動して動作確認

動作を確認して,LVMで認識できているかを確認する.認識できていなければ,適宜lvscanなど実行して認識させる.(参考:https://qiita.com/TsutomuNakamura/items/93c6333c8dd32aeb197a など)

今回は起動時点で認識できていたので,このステップは難なくクリア.以前ホストを再インストールして,VMの入ったSSDを後から追加したときはこれらの設定が必要だった.

ただし,この時点ではもちろんネットワークには出られないので,ディスプレイに接続してコマンド操作する必要がある.

3. interfaceの設定を変更する

続いて,ネットワークに接続できるようにNICなどのインターフェースの内容をマシンに合わせて上書きする必要がある.まず,マシンに乗っているネットワークインターフェースの名前を確認する.

sudo ip addr
:
:
2: eno1 ....[ipアドレスなどの情報]

今回は,eno1を使用した.(enpから始まるものもあったが,ネットワークに出られなかった.)

名前を確認したら,interfacesを書き換える.IPアドレスも固定設定するならついでにやっておくと良い.接続する予定のネットワークの空いているアドレスを割り振るようにして,ゲートウェイも合わせて変更しておく.今回は,同じネットワークなのでアドレス関連はそのままにしている.

sudo vi /etc/network/interfaces
iface eno1 inet manual

auto vmbr0
iface vmbr0 inet static
        address 192.168.15.128/24
        gateway 192.168.15.1
        bridge-ports eno1 <-ここを先ほど確認した名前に変更する
        bridge-stp off
        bridge-fd 0

細かい内容はWikiを参照.(https://pve.proxmox.com/wiki/Network_Configuration )

変更できれば,sudo ifreload -aを実行して,設定を再読み込みする.ここで,適当にゲートウェイにpingを打つなどして通れば設定は完了しているだろう.(インターネットに出たい場合は,1.1.1.1などに打って返ってくればおそらく問題ない)

4. SSHできるか確認する

ここまでくれば,あとは他の端末からSSHできるかどうかを確認すれば良い.SSHを導入する設定はここでは省略する.

まとめ

載せ替えても,基本的な設定を変更すれば問題ない.ただし,クラスタ組んでたり色々カスタムしてる場合は不明.できればやりたくない.

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