ーイラストが描けない人の味方VRoidー
ということで、VRoidでつくったモデルを使って、かわいいアイコンを作っていきましょう
使用するソフトウェアとバージョン
- VRoidStudio 0.13.1
- GIMP 2.10.10
VRoid Studioの設定
表情とポストエフェクトを設定します。
表情編集
まずは、表情をいい感じに作ります。
撮影・エクスポート > 表情
の画面で調整を行います。
目の動き > まばたきをする
のチェックを外しておくと、作業しやすいです。
カメラ目線以外の目線を作りたい場合は、
目の動き > カメラを見る
のチェックを外して、下の〇を動かすと自由に変更できます。
Tips:カメラの角度によって表情の印象も変わるので、調整してみてください。
ポストエフェクト
見栄えをよくするため、お好みでポストエフェクトのアンチエイリアス、ブルーム辺りを設定します。
アンチエイリアスはアウトラインなどのシャギーを軽減してくれます。モデルによって低負荷と高負荷、どちらが適切か変わるかなと思います。この場合は高負荷にすると細部がつぶれてしまうので、低負荷を選択しました。
ブルームはモデルの明るいところに光のにじみを作ります。3DCG特有ののっぺりとした質感を軽減し、空気感を付加することができます。デフォルトだと明るすぎるので、スライダーで値を絞って気に入ったところを探しましょう。
ほかのエフェクトについては今回使用しませんが、簡単に説明していくと、
カラーグレーディング:色調などを変更します。背景も変更されるので画面全体の最終調整に使う感じですね。
コミック:漫画調のレンダリングとなります。VRoid漫画を作るときに便利ですね。
ぼかし(移動):画面の端に行くにしたがって強くかかるぼかしを付加します。立体感やスピード感を出すのに使えますね。
背景
素材をダウンロードして、GIMPで加工します。
背景素材ダウンロード
次に背景を作成します。
今回は、こちらもイラストが描けない人の味方、pixabayの画像を使用していきます。
掲載されている画像はすべてパブリックドメインのため、自由に加工、使用することができます。背景や画像素材で困ったときはpixabayですね。
CGっぽい背景を付けたいと思ったので、フラクタル
で検索して出てきたこちらの画像を使用します。
背景素材をGIMPで加工
このまま使用すると暗いかなと思うので、GIMPを使用して少し加工します。
画像を読み込んで、
色 > 着色
を選択します。
そのまま色相・彩度・輝度・で調整するのは難しいですが、色を選んで設定すると、簡単に思い通りの色味に変更できるのでお勧めです。
春っぽく桜色に変更してみました。
ファイル > 名前を付けてエクスポート
でpng画像としてエクスポートします。
VRoidStudioで撮影
背景画像を設定して、撮影を行います。
背景画像の設定
それでは、VRoidStudioに戻って、背景画像を設定します。
撮影・エクスポート > 背景 > 背景画像選択
で背景画像を設定します。
このような感じになりました。
思ったのと違うと思ったら、背景画像の調整やポストエフェクトの調整に戻ります。
VRoidStudioで撮影
いざ撮影です。
今回はSNS用アイコンを想定しているので、
撮影・エクスポート > 撮影サイズ > プリセットサイズ
でスクエア1080X1080
を選択しました。
撮影
ボタンを押すと、撮影完了です。
アイコン画像を設定
アイコン画像を設定してきました。
Qiita
GitHub
GitHubはそのままだと、容量オーバーのようだったので、
縮小(1000x1000)して設定しました。
プロフィールページ
プロフィールページ
Twitterの背景画像もそのうち作りたいですね…。
終わり
以上、VRoidでSNS用アイコンを作ってみたでした。
Qiitaのアイコンは昔、そのまま画像をアップロードすると粗いからGitHubでアップロードして連携すると綺麗になると聞いていましたが、今は10MBまでアップロード可能で、サーバー上で処理されて500x500に変更されているようですね。もしかするとローカルで500x500まで縮小処理した方が綺麗になるかもしれません。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。