はじめに
Qiitaで記事を書くのは初めてです。今回はOctaveの勉強をする機会があったので、まとめておこうと思います。主に自分用です。
Octaveとは
Octaveとは数値計算に用いられるフリーソフト。以下のような特徴を持つ。
- MATLABとの互換がある。
- ベクトルや行列の計算が得意
- Gnuplotを呼び出し、グラフィック機能を持つ
- double型で定義されており、宣言の必要はない
例
- 基本
コロンを使い、コロン前からコロン後まで1ずつ増やす。
% x = 1 2 3 4 5
x = 1:5
コロンをもう一つ使い、コロン前からコロン後までコロン間ずつ増やす。
% x = 1 3 5 7 9
x = 1:2:10
- ベクトル
基本的にセミコロンで改行のイメージ。
% 縦ベクトル
A = [1; 2; 3]
% 横ベクトル
B = [1 2 3]
% 正方行列
C = [1 2 3; 4 5 6; 7 8 9]
% 転置行列
D = [1 2 3]'
% 内積
E = B*A
% 要素和
F = C.+C
% 要素差
G = C.-C
% 要素積
H = C.*C
% 要素の指定
I = C(1,1)
- 文字
S = 'オクターブ'
- 制御文
%for文 1から10までカウントする
for i=1:10
...
endfor
%if文 xとyが等しいときに処理を行う
if x==y
...
endif
- その他
% 関数は分かるが、使用法が分からない
help 関数名
% 関数名が分からないが、使用したいことがわかるとき
lookfor 関数名
###おわりに
自分の知らない言語だったため、少し手こずったが、慣れれば簡単そうだった。確かに数値計算がしやすいようになっていると感じた。また、グラフの描画等もあるようだったのでそのあたりも試してみたい。