はじめに
CNCF主催の認定試験 Linux Foundation Certified System Administrator (LFCS) を受験し合格したので、受験記を記載します。同認定試験の受験を考えている方の参考になれば幸いです。
免責事項(Disclamer)
- 本投稿は受験当時の情報となります。受験を検討する際は最新の情報の確認をお願いします。
- 本投稿は個人の所感です。
- 所属する企業や団体は関係ありません。
- 情報の利用は自己責任でお願いします。
試験概要
- Linuxのシステム管理に関する認定試験です。
- 受験日:2025/3/14
- 試験形式
- オンライン試験
- 1回再受験可能
- 実機オペレーション形式
- 試験時間120分
- 試験言語は日本語、英語が提供
- 100点満点中67点以上で合格
- 試験中はmanコマンドを使ってコマンドヘルプを参照することができます。Kubernetes試験のように公式ドキュメントページ等は参照できません。
LFCSとは
- Linuxのシステム管理全般について問われる試験です。具体的な内容はカリキュラムを確認しましょう。
勉強方法
参考にした受験記
学習リソース
- まずはUdemyのLFCSコースでカリキュラムに沿った内容を学習しました。
- LFCSは実機オペレーションベースの試験なので、上記座学だけだと合格は厳しいです。
- そこで、上記Udemyコースを使うと、KodeKloudのラボコースも追加費用なしで利用することができます。
- まずはUdemyで各カリキュラムの問われる内容を学び、それをラボでコマンドを打って習得していくという形で学習を進めました。
受験してみての所感
- Udemyコースを通して学んだので時間がかかりましたが、実際試験を受けてみると割と基本的な操作(ユーザ作成やGit操作)の問題が多く出て、難易度は高くない印象です。
- Linuxに慣れ親しんでいる人であれば、勉強なしでも合格できる可能性はありそうです。
- ラボ操作を通して、どのようにmanコマンドを使って必要なコマンドを組み立てるかは慣れておいたほうがよさそうです。
- 普段はわからないことがあったら検索してしまうと思うので。
- 私は以下のような内容がこれまでなじみがなかったので、そこは学んでおいてよかったなと思いました。
- 仮想マシンの管理 (libvirt)
- LVM ストレージの構成と管理
- iptables設定