TCLTKライブラリ 始動
ようやくN-PrologのTCLTKライブラリが動作しはじめました。ずっと忙しかったのです。日本では3月は年度末です。仕事をかかえていてライブラリの開発は停滞していました。ようやく時間がとれたので開発にとりかかりました。キャンバスにシェルピンスキー図形を描画するところまでできました。ご紹介します。
使い方
TCLTKライブラリはcinline/1などのC言語埋め込み機能を応用しています。このため使う前にライブラリをコンパイルする必要があります。
N-Prolog Ver 4.07
?- use_module(compiler).
yes
?- compile_file('./library/tcltk.pl').
コンパイルしたらいったんN-Prologをhaltで終了します。再起動して次のようにTCLTKライブラリを読み込みます。
N-Prolog Ver 4.07
?- use_module(tcltk).
yes
シェルピンスキー図形
testsフォルダのtcltk.plに例コードを格納してあります。次のようにコンサルトしてください。
?- [-'./tests/tcltk.pl'].
yes
起動するにはrecur/0述語です。
次のように図形が現れます。
# 開発途中
いろいろとTCLTKの機能を取り込んでいます。ドキュメントの TCLTK.mdに記述しつつ
アップデートを繰り返しています。
次の例はovalクラスを利用した日本の国旗です。
どんどんと機能拡張して便利にしてく予定です。