製作中
ラズパイクラスタマシンを作っています。ラズパイ4Bをまずは4台クラスタ接続します。
親機にはラズパイ400を使います。うまくいったら将来的には8機の子機になる予定です。子機はそれぞれProlog専用の子機として機能します。
実験課題
巡回騎士問題の計算を題材にと思っています。8方向分を並列計算できます。クラスタマシンの評価にちょうどぴったりです。コードは前回の記事で掲載したとおりです。
今のところWSL2上のN-Prologでコンパイルして下記のとおりです。
比較相手としてはProlog世界の横綱、SWI-Prologです。
さすがに高速です。
で、N-Prologで8並列分散で動作するとおそらく7倍程度は高速化するはずです。そうすると7秒台を出せるはずです。これはSWIの9秒台を超えることとなります。
第五計画の続き
GHCは並列をとりいれるためにバックトラックを放棄しました。当時の非力なマシン、そして現在のようなTCP/IP通信がまだまだなかった時代です。GHCはその当時の技術を背景に設計されたのだと思います。しかし、あれから40年以上経過しました。当時とは比べ物にならないハードウェアが安価に入手可能です。
第五計画は失敗だったというのが定説です。でも、それは本当でしょうか?
納得がいかない私はコツコツと挑戦しています。