Salesforceの認定アプリケーションビルダー試験に合格したので、そのレポートを書きました。
勉強法
知識0からのスタートだったため、まずはSalesforceに慣れることが最優先課題でした。
1.図解入門 よくわかる 最新 Salesforceの導入と運用
Salesforceの初心者向けの本で、最低限の機能や用語の知識は得られます。各機能の画面キャプチャも載っているので雰囲気もつかめます。
後述のTrailheadでの実機学習へスムーズに入れる人にとっては不要かもしれません。私のように少し抵抗がある人は繋ぎとして本書を利用するのも一案かと思います。
2.Trailhead 【Salesforce公式】認定 Platform アプリケーションビルダー資格
試験対策のモジュールに沿って、実機を操作しながら学習を行っていきます。
初期は文章量の多さと邦訳特有の癖のある文体に戸惑い、本文内の指示通りに操作をすることだけで精一杯で、単元終わってみたら何も知識が身についていなかったということがありました。
そのため各モジュールの最終目的・成果物は何であるかを意識して臨むことを常に心掛けました。
また後述の問題集を解いて自分の弱点だと思った単元に関しては、Trailmix掲載以外のモジュールまで少し手を伸ばしました。
問題集
1.TysonBlog 215問
こちらのブログがなければ試験合格はなかったと言い切れるほど重宝しました。
他のWEB問題集に比べて解説が丁寧で、複雑な設問に対しては解答内容の実機での再現手順まで載せてくれています。
5週ほど繰り返し学習し、反射的に解答できるまで読み込みました。問題を解いた後Trailheadに戻って復習するとより知識が定着できました。
2.無料Platform-App-Builder-JPN試験問題集
実際の試験でほぼそのまま出題された問題も多数掲載されており、こちらの問題集も繰り返し解きました。
たまに解答が怪しい問題があるのでそのまま鵜呑みにするのは危険です。少し古いバージョンだとコメントで誤りを指摘して下さっている方がおりました。
受験結果と感想
試験は全60問を105分で解きますが、50分ほどで見直しまで完了しました。
各セクション毎の想定得点は下記の通り。
※単元ごとの問題数と結果得点は公表されないため、結果は計算により求めた想定値となります。
セクション | 配点(%) | 問題数(想定) | 得点数(想定) |
---|---|---|---|
SALESFORCEの基本 | 23 | 14 | 12 |
データモデリングおよび管理 | 22 | 13 | 10 |
ビジネスロジックとプロセスの自動化 | 28 | 17 | 13 |
ユーザインターフェース | 17 | 10 | 7 |
アプリケーションのリリース | 10 | 6 | 4 |
(合計) | 100 | 60 | 46 |
終わりに
学習期間は約2か月弱。
Trailheadに慣れるまでが大変でしたが、軌道に乗ってからは順調に学習できたと思います。Trailheadを100%終わらせてからではなく、ある程度進んだら問題集と並行して進めていくスタイルが自分には合っていました。
下期のSalesforce認定Platformデベロッパー取得に向けて、また学習を始めていきます。