はじめに
CentOS7にMinecraftサーバを立てる方法。おうちに余りがちなLinuxサーバを有効活用するためにやってみます。
基本的に公式Wikiの手順に則ってすすめます。
前提環境
サーバ構築先
- CentOS
- Linux release 7.5.1804
- メモリ 6GB
流れ
- Javaをインストール
- server.jarの配置
- server.jarを起動
Javaをインストール
Java(JDK)をインストールします。
Minecraft ServerはJREでも動くようですが、このサーバ上でJava開発もやるのでJDKを選択。
導入コマンドは簡単。
yum install -y java-1.8.0-openjdk
server.jarの配置
完全に好みの問題ですが、こうしました。
/opt
├── minecraft-server -> minecraft-server-1.15.1/
└── minecraft-server-1.15.1
└── server.jar
シンボリックリンクを張ったので、今後Minecraft Serverのバージョンを上げても起動スクリプトなどに記載したパスを書き換えずに済みます。
server.jarを起動
さっそく起動!
java -Xmx1024M -Xms1024M -jar server.jar nogui
不穏なログが出ますが想定通りです。
[main/ERROR]: Failed to load properties from file: server.properties
[main/WARN]: Failed to load eula.txt
[main/INFO]: You need to agree to the EULA in order to run the server. Go to eula.txt for more info.
server.jarと同じ階層にいくつか新しいファイル・ディレクトリが作られたはずです。
minecraft-server-1.15.1
├── eula.txt
├── logs
│ └── latest.log
├── server.jar
└── server.properties
eula.txtを編集してeula=false
となっている箇所をtrue
にしてあげます。
そして再度起動。
java -Xmx1024M -Xms1024M -jar server.jar nogui
下記のように出力されたら起動成功です。少し時間がかかりますが辛抱しましょう。
[Server thread/INFO]: Done (217.814s)! For help, type "help"
この時点でクライアントから接続できるはずなので用意のある人は試したほうがいいでしょう。
うまくつながらない場合はファイアウォールなどを見直す必要があります。
サーバを止める場合には/stop
と打ち込みます。
まとめ
単純に動かすだけならかなり簡単でした。
自動起動は別の機会に…。