生成AIの進化に伴い、画像生成や音声生成、スライド生成といった多様な分野で利用可能なツールが次々と登場しています。しかし、選択肢が多すぎるため、どのツールが自分の用途に最適か判断が難しいことも。
今回は、画像生成、音声生成、スライド生成の分野に焦点を当て、自分用にも活用できるおすすめの生成AIを厳選して紹介します。
これを参考に、用途に合ったツール選びの助けになれば幸いです!
画像生成
①DALL·E 3
DALL·E 3 は、OpenAIが開発した画像生成AIです。
これはChatGPTの有料バージョンだとChatGPTのプラットフォーム上でそのまま使用することができます。
テキストを入力するだけでクオリティの高い画像生成が可能です。
まとめると以下のような特徴があります。
・ChatGPTに課金していれば無料で利用することが可能なため使用しやすい
・配色や雰囲気をプロンプトとして送ることで独自のサムネイルやロゴを簡単に作成することができる
・何度も画像を生成することができるた
②MidJourney
MidJourneyは、Discordプラットフォーム上で利用できる画像生成AIで、特にアートやビジュアルデザイン分野で高い評価を得ています。
無料で使用することはできず、月に$10から利用できます。
画像生成AIの中には商用利用を禁止されているものもありますが、Midjourneyで作成した画像は商用利用が可能です。(生成した画像を営利目的で利用することが可能)
例えばこのような画像を生成することができます。
画像だと思えないくらいリアルです。
③Stable Diffusion
Stable Diffusionは、Stability AI が開発した画像生成AIであり、オープンソースとして公開されています。
このため、Webアプリケーション上で簡単に試す方法と、自分のローカル環境にインストールして使う方法の2通りがあります。
Webアプリケーションではブラウザからプロンプトを打ち込むことで簡単に高品質な画像生成を試すことができます。
一方、ローカル環境で利用する場合は、GitHubで公開されているコードを使い、自分のPCやGoogle Colaboratory上でモデルを動かすことが可能です。
ローカル環境では高度なカスタマイズや自由な操作ができ、技術的な知識がある方にはおすすめです。
Stable Diffusionは基本的には無料で利用可能ですが、Stable Diffusionを提供しているWebサイトやインストールするクラウド環境次第では料金が発生することもあります。
他の画像生成AIとの違いは、以下の2つです。
①オープンソースで提供されている点
②ローカル環境でも動作可能な点