現在データサイエンスのスクールに通っており、Google Cloud Platformへの登録が必須と言われる。
90日間は$300相当の無料トライアルがついてくるようだが、クレジットカードの登録が必要となる。
ところが、「お支払い方法を確認できませんでした」のメールが来て、アカウントが停止されてしまった。
そこからなかなか利用開始できず、結局解決までに13日かかったので、経過と私の解決した方法をまとめておこうと思う。
1.経過
クレカの本人確認は2種類あるようで、クレカ会社によってどちらかを求められる模様。
どちらも試したのだけれど、なかなか上手くいかなかった。
https://support.google.com/googlepay/answer/7644078?hl=ja&sjid=11233618683639285462-AP#zippy=
1-1.クレカ明細にコードが掲載されない
PayPayカード、三井住友カード、エポスカードを登録すると、こんな画面が現れた。
クレカ明細の利用先に表示されるようだが、利用先は「国内加盟店ショッピング(通販、ネットショッピングなどでのご利用)」などと表示されるだけで、Googleうんたらという表示がされる気配は一向になし。
これはエポスカードのアプリの利用明細の表示。確かに200円の一時的な請求が「未確定」で来ている。
数日待ってみたものの、コードの有効期間があるらしく、Googleから「3日後にコードの有効期限が切れます」とのメール。
(何回か再発行したため、どの発行について言っているのか分からず、有効期間の詳細は不明。少なくとも有効期間は15日はなさそう)
仕方なくエポスカードに問い合わせたものの、
「未確定のものは、当社にも情報が届いていないのでお答えしかねます」と言われてしまう。
電話が混みあっており、20分も待ったものの、残念な結果。
フリーダイヤルではない上に、恐らく他のカード会社も同じような結果になるだろうと、この方法は断念。
1-2.本人確認書類が通らない
楽天カード、イオンカードを登録すると、「クレジットカードの画像」「政府機関が発行した身分証明書の画像」の提出を求められる。
他、追加情報の入力も可能となっていた。
ところが、画像はそれぞれ1枚しか提出不可で、本当に表(or番号が裏に書いてあるクレカは裏)のみの提出で良いのか分からず、表or裏のみの画像を提出したり、表・裏を一つの画像に編集したりして提出してみた(画像ファイルが重すぎてアップロードできなかったり、身分証明書と確認できなかったとエラーが出たりもした)けれど、
結局、数時間後に「登録できませんでした」のメール。拒否理由も不明。
ちなみに提出したのは、マイナンバーカード。
仕方なく、Googleに問い合わせてみたけれど…
1-3.問い合わせ窓口をたらいまわしにされる
上の画像の出典元
https://support.google.com/googlepay/answer/7644078?hl=ja&sjid=11233618683639285462-AP#zippy=
から飛べる問い合わせ先に電話直撃。
すると「ここはGoogle PAYの窓口ですので、分かる範囲のみでのフォローになる」と言われる。
教えてもらったのは、
・「お支払いプロファイル」の名前はローマ字等ではなく、「政府機関が発行した身分証明書の画像」の表記と一致していた方が良いこと
・「お支払いプロファイル」の住所も、「政府機関が発行した身分証明書の画像」のものと一致していることを確認してほしいこと
確かに私の登録はローマ字、かつ一時的な住居の住所(≠住民票の住所。住民票を移さなくて良い正当な理由に該当するため、あえて移していない)での登録になっていたため、直して再提出。
「これ以降は専門の窓口でのサポートになります」と言われ、電話を切った後、やっぱり登録不可のメールを受領。
仕方なく教えてもらった窓口に問い合わせるも…次の日受領したのが「ここは新規営業一次受付窓口のため、サポートを行うことができかねます」のメール。
なんとか専門窓口を教えてもらうが、電話不可、日本語サポートなし、フォームのみという…
(直接フォームへのURLは上手く貼り付けられなかったので、一緒に教えてもらった該当サポート記事のURLがこれ)https://cloud.google.com/support/billing?hl=ja#contact-billing-support
1-4.問い合わせ窓口でも登録不可の理由を教えてもらえず
なんとか慣れない英語で事情を書いたものの、相手からの指示は「前回と同じところから画像再提出してください」のみ。
提出後連絡くれれば、貴方に代わってフォローしますよと言ってくれたものの…
翌日来たのは、
「内部チームからの決定を受領し、貴方のリクエストは取り下げられましたことをお伝えします。内部チームからは理由も伝えられませんでした。」
のメール。
無駄足過ぎた。
2.「Revolut」を使用して解決
Revolutはバーチャルカード(番号のみが発行されるオンライン決済用の仮想のカード)の発行が可能なアプリ。
個人情報を諸々入力した後、運転免許証又はマイナンバーカードと自分の写真を提出すると、審査がなされて、カードを発行することができる。
私の場合、審査は数時間で終了。
その番号をGCPにて入力すると、1-1で求められたコードを取得することができた…!
※一時的な請求は2024/04/13現在200円。そのためRevolutに200円をチャージしておくこと。コードは取得できるが、残高不足でGoogle側にエラーが表示されて、コードの再送信が求められる。
3.考察とまとめ
・一時的な請求(仮の請求)は利用先情報がなかなか反映されないor確定されないと反映されない?クレカが多く、コード有効期間の3日以内での登録は困難なことがある。
・画像が取り下げられた理由は不明だし、問い合わせたところで教えてもくれない。審査は日本国内で行われているわけではなさそう。身分証明書の名前は漢字だが、クレカはローマ字であることも起因?他、個人情報の登録と提出した情報に何かしらの差分があると通りにくい可能性。気を付けたけれど、もしかしたら画像に不鮮明な部分や反射があって、それが原因だった可能性もなきにしもあらずだが、もうわからん。
・色々試して時間を無駄にするより、Revolutが確実。
復習に費やしたかった時間を返して欲しい…。大変でした。
同様に困っている方のために記録を残します。