cli-kintone を使った添付ファイルの移行方法のメモ

kintoneに添付ファイルをアップロードする方法についてのメモです。

移行データの準備

• t01は作業フォルダ
• Attachmentsに添付ファイルを配置
• Attachments/01の01を添付ファイルをアップロードするキー項目とする想定
• upload.csvはcli-kintoneで読みこむアップロード用のデータファイル
• upload.shはcli-kintoneの処理を書いたシェルスクリプト

t01
├── Attachments
│   ├── 01
│   │   ├── sample1.txt
│   │   └── sample2.txt
│   └── 02
│       └── sample1.txt
├── upload.csv
└── upload.sh

kintoneアプリ

upload.csv

レコードに複数のファイルをアップロードする場合、ディレクトリを作成してそこに複数のファイルを設置する。
CSVにはcli-kintoneのアップロードファイルのベースパスをパラメータで渡して、ファイルはベースパスからの相対パスを設定する。
複数ファイルの場合は、CRで区切るようにする。

upload.csv

"Id","file"
"001","01/sample1.txt
01/sample2.txt"
"002","02/sample1.txt"

upload.sh

upload.sh

# !/bin/bash

appId=<アプリId>
apiToken='<APIトークン>'
domain='<ドメイン>'
attachmentFileDir='<添付ファイルディレクトリ>'
inputFilePath='<アップロードCSVファイル>'

cli-kintone --import -a "$appId" -t "$apiToken" -d "$domain" -b "$attachmentFileDir" -f "$inputFilePath"

実行

$ ./upload.sh
[2021-03-10 20:41:30]: Start from lines: 1 - 3 => SUCCESS
[2021-03-10 20:41:30]: DONE

結果

参考