概要
データ移行やAPIの検証等で大量のデータをkintoneのアプリに登録する方法について書きます。
環境
- macOS 10.15.7
- cli-kintone 0.13.0
cli-kintoneについて
以下を参照ください。
読み込みデータ
Geolonia 住所データを利用します。
Geolonia 住所データ
全国の町丁目、大字、小字レベルの住所データ(277,191件)をオープンデータとして公開いたします。
本データは、国土交通省位置参照情報ダウンロードサービスで配布されている「大字・町丁目レベル位置参照情報」をベースとしていますが、「大字・町丁目レベル位置参照情報」データは年に一回更新であるのに対して、本リポジトリで配布するデータは毎月更新しています。
フィールドレイアウト
データを読み込むkintoneアプリのフィールドレイアウトです。
No. | 項目 | フィールドコード | タイプ |
---|---|---|---|
1 | 都道府県コード | 都道府県コード | 文字列1行 |
2 | 都道府県名 | 都道府県名 | 文字列1行 |
3 | 都道府県名カナ | 都道府県名カナ | 文字列1行 |
4 | 都道府県名ローマ字 | 都道府県名ローマ字 | 文字列1行 |
5 | 市区町村コード | 市区町村コード | 文字列1行 |
6 | 市区町村名 | 市区町村名 | 文字列1行 |
7 | 市区町村名カナ | 市区町村名カナ | 文字列1行 |
8 | 市区町村名ローマ字 | 市区町村名ローマ字 | 文字列1行 |
9 | 大字町丁目名 | 大字町丁目名 | 文字列1行 |
10 | 大字町丁目名カナ | 大字町丁目名カナ | 文字列1行 |
11 | 大字町丁目名ローマ字 | 大字町丁目名ローマ字 | 文字列1行 |
12 | 小字・通称名 | 小字・通称名 | 文字列1行 |
13 | 緯度(代表点) | 緯度 | 数値 |
14 | 経度(代表点) | 経度 | 数値 |
読み込みファイルフォーマット
cli-kintoneは、読み込みファイルの先頭の1行目をヘッダーとしてデータを読み込みます。
読み込みファイルのヘッダー項目はkintoneのフィールドコードです。
ファイル読み込み
cli-kintoneのオプション --import
を利用してファイルを読み込みます。
.env
ファイルにアプリID等を設定します。
.env
APPID=<アプリID>
APITOKEN='<APIトークン>'
SUBDOMAIN='<サブドメイン>'
import.sh
# !/bin/bash
source ./.env
cli-kintone --import -a "$APPID" -t "$APITOKEN" -d "$SUBDOMAIN"
実行
$ cat ./latest.txt | bash ./import.sh
参考