互換性のないドライバを削除する

経緯

Sysprepでマスタ配信後、ドライバをインストールするとエラーのある項目がある。
よくよく見てみると、どうやら互換性のないデバイスドライバが当たっているらしい。
適切なデバイスドライバを当てるために、ドライバを削除する。

デバイス マネージャでの操作

ドライバの更新をしたらなんか解決した。
あとデバイスをアンインストールしてリロードしたらなんか解決した。

自動化する

マスタ展開したPC1台1台にデバイスマネージャでポチポチするのは地獄なので自動化する。
ドライバの更新はオンラインが前提であるため、後者のデバイスのアンインストールを行う方針で行く。
devcon.exeを利用する。

複数のドライバが当たっている際の考慮

確認したところ、ドライバが2種類当たっており、互換性のないバージョンのドライバが適用されているように見えた。
適切なドライバは確保しているため、ドライバは全部抹消して良い前提とする。

手順

ハードウェアIDを調べる

デバイスマネージャで調べます

デバイスドライバのファイルを調べる

なんかよくわからないが削除時にはoem{enum}.infって指定するらしい。それを特定します。

.\devcon driverfiles {HardWareID}

デバイスを削除する

先にデバイスを削除しないとドライバを消せないっぽい。(一応forceオプションもあります)

.\devcon remove {HardWareID}

デバイスドライバのファイルを削除する

.\devcon dp_delete {DriverFile}

Powershell

delete_drivers.ps1

$HWID  = "ACPI\VEN_XXXX&DEV_XXXX"
$targ  = .\devcon driverfiles $HWID

.\devcon remove $HWID

$reg   = new-object regex("oem.*?\.inf")
$reg.Matches($targ) | %{.\devcon dp_delete $_.value}

最後に

適切なドライバをインストールする。エラーが無くなってHappy。