US配列が気になっている方へ
背景
「monkeytype」のスコアを上げたい。
→ スコアが上がってきたら、コーディングも高速に打てるようになりたい。
→ 「Python写経タッチタイプゲーム」で記号と改行がしにくいなぁ
→ あれ、JIS配列ってenterキーが遠いなぁ...
→ じゃあUS配列を試してみるか
US配列ってさぁ...
US配列のキーボードの個人的なメリット・デメリットは以下の通り。
メリット
- enterキーが近くて押しやすい。
- 「'」や「=」が1つのボタンで押せる。
- 記号全般の配列が合理的。(Shift推しながら「'」を押すと「"」になるなど)
デメリット
- 記号の位置を覚え直さないといけない→そもそもあんまり覚えていなかった。
- enterキーが小さい→意外と慣れます。
- 変換・無変換キーがない→これがUS配列を使いたくなかった原因。
この「変換・無変換キーがない」はなかなか致命的で、いろんなブログでも「Alt + space」で変更するや「Altキーに割り当てる」などで対応している方が散見された。
しかし、できる限りJIS配列の時の状態を維持しながら、US配列の良い部分を享受したいという希望を胸にキーボードを探したのだ。(実は3年程前にキーボード探しで挫折したことがある)
挫折1: 変換・無変換キーってやっぱりないのね。
まずは家電量販店で良さげなキーボードを探してみる。
このキーボードは見た中で一番スペース左横のキーがCキーの半分くらいのところに位置している。
JIS配列はCキーの直下にあるので、近い感覚でそこまで窮屈なく押せる。
個人的には赤軸が押し心地が良くよかった。ただし、右Altが遠いので、保留。
次に、Amazonで調べてみる。
これだ!と思ったが、ポッチがあるじゃないか。
JIS配列と同じ位置に謎のL-ButtonとR-Buttonがある。thinkpadと同じく丸ぽっちが存在し、それらのクリックをするための左/右クリックボタンとのこと。まぁ使わないからキーバインドしても問題なかろう。
挫折2: MacBook AirでUS配列が認識されない
このキーボード、MacOSをサポートしていないのだが、問題なく使えるというブログがあったので、とりあえず購入。早速繋いでみると、US配列のキーボードの認識がされない。JIS配列のままである。
システム設定の「キーボードの種類を変更」にて再認識させても状況は変わらず。
やはり、対応OSでないからダメなのか?と思い、別のUS配列キーボードを繋いでみたが、同様にJIS配列と認識された。ひとまず、キーボードが問題ではないと。
→ とりあえず、PRAMリセットやOSアップデートしたりしたが、変わらず。
→ 「キーボードの種類を変更」にてJISで認識させてから、もう一度設定してANSIを選択したらちゃんと認識した。(「JIS配列なのにUS配列と認識してしまう」の記事しかないから結構困った)
挫折3: キーバインドできない。
MacにはKarabina-Elementsという有名なキーマップツールがある。
これにて「L-ButtonとR-Buttonを変換・無変換キーにしようじゃないか」とKarabina-Elements-Viewerで見てみると、button1/button2というので認識されているじゃまいか。
プリセットでbutton2はあってもbutton1はない。どうしよう。
→ Karabiner-Elements complex_modifications rulesに設定があった。神。
→ しかし、「L-Button/R-Buttonを英数/かなへ代替」をEnableにしても変化がない!なぜ!
→ こやつのModify eventsをONにするといけました。
ついに、US配列で変換・無変換キーを手に入れた。
いやぁここまで長かった。ここ最近嬉しかったことの一つですね。
US配列で変換・無変換キーの個人的な最適解が出せてよかった。意外とこの結論のブログとか見つからなかったので、誰かの参考にでもなればと思います。
(ちなみに、このキーボードの丸ぽっちが邪魔なのはご愛嬌です...)
と思ったが、結局普通にUS配列のキーボードを買い直しました。
丸ぽっちが、うっおとしいぜッ!!
タイピングしていると邪魔で仕方がないッ!!
ホームポジションでマウス操作などしないッ!!
そんな時に敬愛するRebuild.fmのhakさんがキーボードを買ったと聞くじゃありませんか。
https://sanyoshop.jp/products/halo75
→ すぐ買いました。
そして、変換・無変換キー問題については、これでいけました。
結構有名なものらしい...私の検索力とは...