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【Python3 エンジニア認定基礎試験】合格体験記

Last updated at Posted at 2025-07-12

はじめに

業務でプログラミングをすることは一切なく、Pythonの知識は0だった私ですが、この度Python3エンジニア認定基礎試験を受験し、無事に一発合格することができたので、振り返りのためにも合格体験記をまとめてみました。
これから受験しようと思っている方や、Pythonに触れたことがなく、どうやって勉強していこうか悩んでいる方の参考になれば幸いです。

試験の概要

試験名:Python 3 エンジニア認定基礎試験
(英名:Python 3 Certified Engineer Basic Examination)
資格名:Python 3 エンジニア認定基礎試験合格者
(英名:Python 3 Basic Grammar Certification)
概要:文法基礎を問う試験
問題数:40問(すべて選択問題)
試験時間:60分
合格ライン:正答率70%
ITSS:職種:ソフトウェアディベロップメント、専門分野:応用ソフトのレベル1
出題範囲:主教材であるオライリー・ジャパン「Pythonチュートリアル(2021年9月1日より第四版に対応します)」の掲載内容を出題範囲として、以下の比率で出題いたします。また、一般的な知識からも出題されます。
受験日:通年
試験センター:全国のオデッセイコミュニケーションズCBTテストセンター
受験料金:1万円(税別) 学割5千円(税別)

Pythonエンジニア育成推進協会より引用

出題範囲

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※認定教材「Pythonチュートリアル 第4版」の出題範囲と比率です。

受験前の私のスキル

根からの文系で大の理数系科目嫌い。おまけに機械音痴で勉強も嫌い。自分がプログラミングをするなんて数年前まで考えもしませんでしたが、ひょんなことからIT業界に入り、現在は防犯システムの運用保守(ログ解析など)をしています。
現在勤めている会社に入社する前に4カ月間ほどプログラミングスクールに通っており、Javaを勉強していたことがありますが、文法などはほとんど忘れてしまった……という状態で、Pythonに触れる機会は一切ありませんでした。

受験しようと思ったきっかけ

以前JavaSilverの資格取得を目指して勉強していましたが、恥ずかしながらあまりの難しさに頓挫してしまい、「自分にはプログラミングの才能はないんだ……」と資格取得を諦めかけていました。
しかし、他の資格試験の勉強をするうちに「やっぱりコードが書けるようになりたい」「自分でアプリなどを作ってみたい」と思うようになり、可読性が高くプログラミング初心者でも学習しやすいと言われているPythonを勉強を始めました。
目標があった方が勉強のモチベーションが上がるのではと思ったこと、また、開発職への転職も考えているのでアピールポイントの一つになればいいなと思い、Python3 エンジニア認定基礎試験を受けることにしました。

勉強を始めるに当たって

私の場合、プログラミングの知識がほとんどなく、勉強が苦手で要領よく知識を定着させていくことができないので、勉強開始から受験までは1カ月半ほどかかりました。
他の方の合格体験記を見る限り、1日の勉強時間に個人差はあれど3週間~1カ月ほどの学習期間を経て試験に臨まれている人が多いように見受けられましたが、私のようにプログラミングの知識がほとんどない人や試験勉強に苦手意識のある人は余裕を持って勉強を始めるのが良いと思います。(これは他の資格試験にも言えることですが)

1日の勉強時間

平日は1時間~2時間。休日は大体3時間~4時間くらい勉強しました。
私の場合、同じことばかりを勉強していると飽きてくるので、休日はPython3の試験勉強の他に、SQLやネットワークなど他分野の勉強も並行して進めていました。
全く違う分野の勉強を時々挟むことで、脳がリフレッシュ(?)したような感じになり、案外知識が定着しやすかったような気がします。(あくまで私の場合ですが)
Python3の試験勉強と並行してJavaも勉強する、とかだと文法などが混ざって少し危険かもしれませんが……

勉強方法

まずはProgateでPythonの学習を始めることにしました。
以前、Javaを学習していた際にも利用したことがあり、登場するキャラクターも可愛くてすごくわかりやすかったからです。
ProgateのPythonコース(全7レッスン)を熟せばPythonの基本的な知識は身につきますが、試験に合格する為にはこれだけでは難しそうなので、以下の認定教材やWeb上で公開されている模擬試験を受けました。

【認定教材】

Pythonチュートリアル 第4版

徹底攻略Python 3 エンジニア認定[基礎試験]問題集

「Pythonチュートリアル」はプログラミング経験が少ない初心者からするとかなり内容が難しいように感じました。
(私は読み始めてから数十ページあたりで内容を理解するのを諦めてしまいました(小声))
全体にさっと目を通し、重要そうなポイントをノートに書き写したり、ネットで調べたりチャットGPTに質問すると理解が深まるのではないかと思います。

黒本(問題集)は、最初はチンプンカンプンで間違えまくってました。
ですが初心者なのだから間違いだらけなのは当たり前です。
繰り返し解いていると答えを覚えてしまいがちですが、「なぜこの答えになるのか」といった仕組みをなるべく理解するように意識しました。

【模擬試験】

私は以下の模擬試験サイトを利用しました。

プライム・ストラテジー

DIVE INTO CODE

プライム・ストラテジーの模擬試験は回答し終えると結果のみがメールで送られてきます。
どの問題を間違えたのかはわかりますが解説はないため、私はチャットGPTに質問して教えてもらいました。

私はプライム・ストラテジーの模擬試験を先に受けましたが、その後でDIVE INTO CODEの模擬試験を受けるとわからない問題もそこそこあった為、不安な人はプライム・ストラテジーとDIVE INTO CODEの模擬試験を両方解いてみることをお勧めします。

また、私は視聴しませんでしたが、YouTubeなどで多数公開されている動画で勉強するのも良いと思います。

受験の申し込みについて

試験の申し込みは https://cbt.odyssey-com.co.jp/pythonic-exam/python3basic.html から行えます。
受験するに当たってOdyssey IDの登録が必要みたいなので、持っていない人は登録しましょう。
IPAなどの試験とは違い、受験できる試験会場に直接申し込みをする必要がありました。

試験の結果と感想

私の点数は775点でした。

IMG_3224.jpeg

それなりに勉強を頑張った割にはこんなものか……と少しショックでしたが、とりあえず合格できてよかったです。
模擬試験でも見たことがないような問題も出題されたので、やはり試験範囲の内容をきちんと理解しておくことは重要だなと思いました(当たり前)
しっかりと勉強すれば間違いなく合格できる試験だと思いますので、もし私のように参考書のあまりの難しさに涙目になって心が折れそうになっている人がおられましたら、ぜひ諦めずに挑戦していただきたいです。
JavaSilverの勉強に一度挫折して、「私にはプログラミングの才能は無いんだ……」と諦めかけていましたが、Python3エンジニア認定基礎試験に合格できたことで少しだけ自信がついたので、JavaSilverにも再挑戦しようと思います!

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