はじめに

　JupyterNoteBookなどで開けばそのまま実行できるが、学習動画上.ipynbをVSCで開いて解説しているものがあった。VSCにおけるWSL2上の仮想環境上での環境構築まで説明がなかったので、今後すぐ構築できるようにメモを残していく。

想定環境

・OS：Windows 11
・Linux：Ubuntu 24.04
・Docker環境：参考資料[1]をもとに構築済み

拡張機能

　拡張機能について、参考資料[2]記載のPythonおよびJupyterの拡張機能がインストールされていること。

手順

1.仮想環境構築

Condaコマンドで仮想環境を構築し、仮想環境にアクセスする。

conda create -n 仮想環境名 python==Pythonバージョン
conda activate 仮想環境名

2.Jupyterサーバーを入れる

pip install jupyter

3.カーネル登録

pip install ipykernel
python -m ipykernel install --user --name 仮想環境名 --display-name "Python (仮想環境名)"

4.VSC再起動

　VSCを再起動する。

5.カーネル設定

VSC上から登録したJupyterカーネルを選択する。

6.動作確認

　コード左側の▷を押下し、実行結果が表示されることを確認する。

参考資料

[1]haveAbook(Wakana Arimoto), 『WSL2でDocker環境構築(Docker Desktop有料化対策)』,https://qiita.com/haveAbook/items/0d0ae20a19214f65e7cd
[2]torakm, 『VSCode で Jupyter Notebook の開発環境を構築する手順』, https://zenn.dev/torakm/articles/55b16afb0a3941