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Google Workspace(G Suite)のログが消えないように対処する

Last updated at 2020-11-11Posted at 2020-11-11

背景

ものにもよるが、基本的にGoogle Workspace(G Suite)の監査ログは6ヶ月で消える。
https://support.google.com/a/answer/7061566?hl=ja
ログを長期間保存しておかないといけない場合、対処が必要。

Google Workspace(G Suite)のログが失われないよう、どこかに退避したい。例えばBigQuery。

Google Workspaceの機能として用意されている、Google BigQueryへのエクスポート機能を利用する。
- https://support.google.com/a/answer/9079365?hl=ja
- 使えるエディションに制限あり
  - EnterpriseまたはEnterprise for Education
Google WorkspaceとGCPを連携させ、Google Workspace 監査ログをCloud Loggingへエクスポートする機能を利用する。
- https://cloud.google.com/logging/docs/audit/gsuite-audit-logging
- 組織レベルでの監査ログという扱いになる
- 全てのログではなく、現在は以下3つ。
  - Google Workspace 管理監査
  - Google Workspace ログイン監査
  - Google Workspace Enterprise グループ監査
- Cloud Loggingから先はエクスポート機能でBigQueryに退避してもいいし、保持期間を延ばしても良い。
自前で対処プログラムを実装する
- Google WorkspaceのReports APIを利用してログを取得し、好きなところへ書き込む。

Cloud Loggingへエクスポートする機能を使ってみたのでイメージをメモ。

管理コンソール - アカウント設定 - 法とコンプライアンス で、GCPの共有を有効にする。

組織のログが見えるようにIAMを設定する。

ログアウトしたりログイン成功したりすると、Cloud Loggingに出てくる。