サービス概要
Amazon Comprehend は、機械学習を使用してテキスト内でインサイトや関係性を検出する自然言語処理 (NLP) サービスです。
https://aws.amazon.com/jp/comprehend/
自然言語処理については、クラスメソッドさんの動画がわかりやすかったです。
テキスト分析ってどんなことできるの?(日本語対応している機能)
- テキストから出現頻度の多いキーワード(名称)を抽出できる。
- テキストの感情分析ができる。
- 言語を判定できる(日本語、英語など)
使ってみた
1.AWSのマネジメントコンソールの検索画面からサービス画面にアクセスしてください。
2.Launch Amazon Comprehend
を押下
3.サンプルで入っている文字は削除!好きな文字を入力!!
※今回は例として以下を入力(ウィキペディアのAWSのページから引用)
Amazon Web Services(アマゾン ウェブ サービス、AWS)とは、Amazon.comにより提供されているクラウドコンピューティングサービスである。ウェブサービスと称しているが、ウェブサービスに限らない多種多様なインフラストラクチャーサービスを提供している。これらのサービスは全世界で22の地理的リージョンで提供されている(2019年9月現在、利用に制約のあるリージョンを含む)。AWSの有名なサービスにAmazon Elastic Compute Cloud (EC2) とAmazon Simple Storage Service (S3) がある。各組織が独自に保有し、仕様変更には長時間の物理的な作業を必要とするサーバファームと比較して、AWSは需要に応じた計算能力を、設定変更のみで速やかに提供出来ることが強みである。クラウドの分野でのAWSの世界的シェアは33%前後で世界1位である[1]。世界的シェア13%前後で世界2位のMicrosoft Azureを大きく引き離している。
5.結果はすぐにページ下部に表示され、タブで各種分析結果を確認できるようになります。
Entities(カテゴリーとキーワードが抽出されます)
どんなことに利用できそうか?
例えばWEBアプリケーションで、CURD機能のあるものだとすると以下の機能を作るために使えそうだなと思いました。
- 掲示板、レビュー、コメント欄等の攻撃的な発言の非表示(荒らし対策)
- ニュース、ブログ、SNSでの関連表示のために利用する。
- 文章をテキスト分析して、タグなどを自動生成する。
最後に
今回は、マネジメントコンソールから利用したが、他のサービスorアプリと連携させるためには、S3経由で、テキストをcomprehendに食わせる必要があります。