LLMAPIについて
こんにちは、皆さん!この記事では、LLMAPIについて初心者向けにわかりやすく説明します。まずは、LLMとは何か、そしてAPIとは何かを理解しましょう。その後、LLMAPIについて詳しく見ていきます。
LLMとは?
LLMとは「Large Language Model」の略で、大規模な言語モデルのことを指します。これらのモデルは、膨大な量のテキストデータを基にして訓練され、自然言語処理(NLP)タスクを実行できるように設計されています。
主な特徴
- 自然言語の理解:テキストの意味を理解し、人間のように文章を生成できます。
- 多様なタスクに対応:文章の生成、要約、翻訳、質問応答など、多くのタスクに対応できます。
- 大規模データの使用:インターネット上の大量のテキストデータを使用して訓練されるため、広範な知識を持っています。
APIとは?
APIとは「Application Programming Interface」の略で、アプリケーションプログラムインターフェースのことです。APIは、異なるソフトウェア間でデータや機能をやり取りするための方法を提供します。
主な特徴
- 機能の共有:一つのソフトウェアが持つ機能を他のソフトウェアが利用できるようにします。
- 標準化されたインターフェース:プログラマが理解しやすく、使いやすい形式で機能やデータにアクセスできます。
- セキュリティと制御:外部からのアクセスに対してセキュリティを提供し、使用範囲を制御できます。
LLMAPIとは?
LLMAPIは、LLM(大規模言語モデル)の機能をAPIを通じて利用できるようにしたものです。これにより、開発者は自分のアプリケーションやサービスにLLMの強力な自然言語処理能力を簡単に組み込むことができます。
LLMAPIの利用例
- チャットボット:ユーザーの質問に対して自然な回答を生成するチャットボットを作成できます。
- テキスト生成:文章やコンテンツを自動生成する機能をアプリケーションに追加できます。
- 言語翻訳:多言語対応の翻訳サービスを提供できます。
使い方の例
以下は、Pythonを使ってLLMAPIを呼び出す簡単な例です。
import requests
api_url = "https://example.com/llmapi"
headers = {
"Authorization": "Bearer YOUR_API_KEY",
"Content-Type": "application/json"
}
data = {
"prompt": "今日は天気がいいですね。どう思いますか?",
"max_tokens": 50
}
response = requests.post(api_url, headers=headers, json=data)
result = response.json()
print(result["text"])
無料で使えるLLM API
- Claude
- Command R
- Llama 3
Claude
Claudeは、少し前から話題になっているChatGPTとは別枠のチャットが出来る生成AIです。
性能もChatGPT3.5と同じくらい、あるいは上回るくらいの実力を持っています。
無料枠は5ドル分まで
APIの利用にはクレジットカードの登録が必要
URL:https://www.anthropic.com/api
Command R+
command R+はTwitterで話題になっていたローカルLLMです。
何が凄いかと言えば、ちゃんとしたGPUを積んでいれば、自分のパソコンに入れて動かせるという点。加えて、出てくる回答がかなり長文になるのも特徴です。
URL:https://dashboard.cohere.com/api-keys
API利用を試す分にはクレジットカードの登録なしでいける
Llama3
Llama3はMetaが開発したオープンソースのLLMです。
オープンソースとは公開されているソース、つまりCommand Rと同じようにPCにダウンロードできるLLMということです。
URL:https://console.groq.com/keys
期間が限られていると考えられるが、現在はかなり無制限で使えるっぽい
最後に
今回は、LLMのAPIを無料で利用できるモデルを幾つか紹介しました。
次の記事では、これらのAPIを用い、無料でチャットボットを作る方法について調べようと思います。