Filebeatの導入方法
実行環境
OS:Ubuntu16.04 LTS
手順
- Filebeatのダウンロード
- Filebeatのインストール
- 設定ファイルの準備
- Filebeatの起動
- Filebeatの停止
1. Filebeatのダウンロード
下記のサイトよりFilebeatをダウンロードします。
ダウンロードサイト:https://www.elastic.co/jp/downloads/kibana
本手順ではcURLを使ってダウンロードを行っています
ダウンロードコマンド例:curl -k -L -O "https://artifacts.elastic.co/downloads/kibana/kibana-5.1.1-amd64.deb"
2. Filebeatのインストール
ダウンロードしたFilebeatをインストールします
インストールコマンド例:sudo dpkg -i filebeat-5.1.1-amd64.deb
3. 設定ファイルの準備
インストールしたFileBeatを実行した際のログの参照先や出力先の指定を行います。
設定ファイルの形式はyaml形式で「filebeat.yml」というファイルを作成しそれを展開されたFilebeatのディレクトリのトップに配置します
本環境では下記のように設定ファイルを配置することになります
設定ファイル:/etc/filebeat/filebeat.yml
今回はFilebeatが参照するログファイルの場所の指定と出力先の設定を行います
filebeat.yml
filebeat.prospectors:
# 参照する指定場所を記載します
- input_type: log
paths:
- /home/demo/filebeat/*.log
#- c:\programdata\elasticsearch\logs\*
# ----------------------------- Logstash output --------------------------------
# 出力先のログスタッシュを指定します
output.logstash:
hosts: ["localhost:5044"]
※ その他の設定については公式ドキュメントを参照ください
4. Filebeatの起動
設定ファイルの準備が終わったら、Filebeatを下記コマンドより実行します
起動コマンド:sudo service filebeat start
また、Filebeatが起動しているかどうかは下記のコマンドで確認できます
確認コマンド:sudo service filebeat status
正常に起動している場合、「active」や「running」といった応答が返ります
5. Filebeatの停止
下記コマンドでFilebeatの停止を行うことができます
停止コマンド:sudo service filebeatstop