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Ateam LifeDesignAdvent Calendar 2024

Day 1

無料で生成AI・言語モデルを学べる資料まとめ

Last updated at Posted at 2024-11-30

こんにちは。エイチームライフデザインの鈴木です。普段は生成AI技術のビジネスへの実装や社内研修などを担当しています。

生成AI、流行っていますね。生成AIを解説した資料や教材なども世の中にたくさん登場しています。本稿では、そういったAIに関する資料のうち、無料で利用できるものを紹介します。
昨今の生成AIブームを受けて資料も様々な物が存在しますが、人や状況によって合う・合わないがあります。有料の書籍や講座などにも有益な物は数多くありますが、不特定多数に向けて強く勧めるようなことはしません。ただし無料で簡単に手に入る資料もたくさんあるので、AIやMLを勉強したい場合はとりあえずこういったものに目を通してみるのが良いのではないかと思います。

本稿ではできるだけ日本語で閲覧しやすい物を選び、英語の動画などは除外しました。しかしWebページは翻訳ツールで比較的簡単に読めるため、日本語でない物が含まれます。

また、画像や音声などの生成AIについては、筆者が詳しくないため本稿では除外しています。

生成AI概要

プロンプトエンジニアリング

生成AIに対する指示のことを「プロンプト」と呼び、プロンプトの書き方の工夫のことを「プロンプトエンジニアリング」と呼びます。
プロンプトの書き方には、多くのAIに対して汎用的に通用する考え方と、特定のAIに固有の考え方に分かれます。多くは前者に該当するため、どれかひとつのAIについてプロンプトの書き方を一度知れば、他のAIについての知識は比較的簡単に理解できると思います。

Python

生成AIをプログラムから呼び出すような事をしたい場合、Pythonの事例が多いです。Pythonについては公式ドキュメントが一次情報になりますが、他にも有用な情報が多く存在します。

政府系資料

昨今の生成AIの発展を受けて、日本政府も各種資料を作成・更新しています。冒頭に挙げた総務省の生成AIはじめの一歩以外にも様々な資料があります。

法律関連

実際にAIを利用する場合、関連する法律について理解しておくことも重要です。法律についてはかならず最新の情報を参照し、専門家の意見に従うようにしてください。

開発者向け

言語モデルのAPIを利用した開発

言語モデルのAPIを利用して開発を行う場合、まずは基本ですが各プラットフォームの公式ドキュメントに従いましょう。

言語モデルを呼び出す際、多くの場合top_pなどのパラメータを設定できますが、理解するにはHugging Faceのdecoding解説ブログが役に立ちます。

言語モデルの開発・ファインチューニングの概要

OpenAIやGoogleなどが提供するモデルではなく、自分で言語モデルを開発したいという場合、最初は以下のリソースが役に立つと思います。言語モデルを本格的に開発したい場合は高度な専門知識や高価なマシンの用意が重要になりますが、概要を掴むことぐらいは無料でもできます。

埋め込み表現

言語モデルを扱う上で「埋め込み表現」「Embeddings」「ベクトル表現」などと呼ばれる物が登場します。特に「RAG(Retrieval Augumented Generation、検索拡張生成)」を行いたい場合に登場する技術です。

機械学習(Machine Learning、ML)

生成AIだけがAIではありません。生成AIというのは機械学習の発展していった先で確立された技術であり、また機械学習というのもAIの広大な分野のうち一部にすぎません。
機械学習の開発における考え方を、生成AIに応用できることもあります。

AI系プロジェクト管理

番外編: 無料利用可能なAIサービス

資料ではありませんが、無料で利用可能な生成AIサービスを紹介します。生成AIサービスの多くは無料利用可能な枠が設けられています。本稿の資料とともに、手を動かしながら学習する程度であれば無料でできることが多いです。

なお、これらのサービスは有料版と無料版とでデータの扱い方などに差異があることがあります。個人の学習のためなら問題になることは少ないと思いますが、企業などで使う場合はご注意ください。

おわりに

本稿では、無料で生成AIや言語モデルについて学べる資料をまとめました。生成AI界隈は変化が激しいので、これらの資料を丸暗記するような使い方ではなく、これらの情報を起点にしつつ必要に応じて最新の情報を調べられるようになるのが良いと思います。

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