今回はTech-on MeetUp#19「新しい可能性を秘めた生成AI、今すぐ体験してみよう!」〜生成AIおもしろLT大会〜のレポートです
会場は虎ノ門のKDDI DIGITAL GATEです!
本日はTech-on Meetupです!
— 鈴木健斗 (@k_suzuki_pnx) February 27, 2023
まずい棒貰いました!!
(お菓子は他にもアルフォートとかちゃんとあります)#TechOn東京 pic.twitter.com/NJTxY1DMmI
LT#1:「知ったかAWSサービスをChatGPT先生に聞いてみよう!」(watanyさん)
Amazon PollyについてChatGPTに教えてもらった話
ChatGPTは有料版のChatGPT Plusというプランを使ったとのこと
これを使うとサーバーが落ちないらしい(無料版だと夜の10~11時ごろに落ちる)
そしてChatGPTにAmazon Pollyについて、以下を聞いた
- 変換した音声を自然な発音にしたい
- 自然にしないと実務で使えないのでは?
- SSMLとは
SSML(音声合成マークアップ言語)を使うと変換した音声を自然な発音にできるようです。
このSSML、個人的にはAlexaの資格を勉強した時に聞いたことがあるなぁという感じです。
ということで、実際にPollyに使えるSSMLを作成させてみた。
実際に生成された音声を聴かせてもらいましたが、SSMLのタグをつけた音声は「ちょっと違う」感じになってましたw
まとめとして、ChatGPTを使うことで対話による思考・問いの整理にはなるが、欲しいプログラムを自動で出力するという使い方はお勧めできないということでした。
確かにSSMLのようなインターネット上で情報が少ないプログラムの生成は向いてなさそうですね...
AWS CLIやシェルスクリプトなど比較的情報の多ければ、もうちょっとマシなコードを書いてくれるような気がしました。
LT#2:「生成AI組み合わせて理想の黒ギャル生成」(KDDIアジャイル開発センター・小板橋さん)
ギャルが話そうな言葉をChatGPTに覚えさせて文章を作成
一方で画像生成AIであるStable Diffusionを使ってギャル画像生成
最終的にStable Diffusionで作った画像にChatGPTで作った文章をCreative Reality™ Studioを使って喋らせるというデモを見せてくれてました。
NovelAIも画像生成がいい感じにできるので、それを使ってみたらまた面白そうだと思いました。
資料は大人の事情により外には出せないそうです。
LT#3:「ChatGPTにQiitaアドカレ書かせてみたらプチバズった件」(みのるんさん)
タイトルの通りChatGPTにQiitaの記事を書かせた話 ChatGPTはMarkdown形式も作成してくれてとっても便利。 出来上がった記事をQiitaに上げたところ、まさかの2万View以下の点が苦労した
- プレビュー版ということもありそこそこ不安定
- クエリが長すぎるとエラーになる
- 出力内容が毎回微妙に変わる
- たまにナチュラルな嘘が混ざる
出力内容が毎回微妙に変わるとかナチュラルな嘘が混ざる話は、実際自分がChatGPTを使った時にも出てきたので納得です。
また、「ChatGPTとはそもそも何?」という話もしてくれました。
- OpenAIというところが開発
- GPT-3というAIエンジンを使用
- GPT-3の言語モデルをもとに作られたチャットボットがChatGPT
そして、みのるんさんはChatGPTのLINEのチャットボットを作った。
エラーハンドリングの機能を盛り込むのが大変だったとのこと。
話を聞いていて、ChatGPTにQiitaの記事を書いてもらい、さらにLINEのアプリを作成してもらうという行動の素早さに感動しました。
LT#4:「Musika!を使ってオリジナルソングを作ろう」(大坪さん)
Musika!は高速無限波形音楽生成でちょっと有名になったモデルらしい。
音楽のような時系列データをAIに生成させるのは結構大変で、通常音楽を生成させようとすると数分の音楽に数時間とかかかってしまう。
実際にMusika!を使って、デモ形式で音楽を生成してみてくれ、7秒くらいで23秒の音楽を作っていた。
また、AIに音楽を作らせて著作権に引っかかるとまずいので
→ 自分で音楽を作って
→ それを学習させる
→ 音楽を作ってもらう
ということをしたみたいなのですが、最終的にはオリジナルソングを作るのであれば自分で作ったほうが早いという結論に。笑
音楽をAIに生成させるという話は今まで聞いたことがなかったので、知識の幅が広がりました!
LT#5:「ChatGPTによるライブコーディング」(mediba・北浦さん、KDDIアジャイル開発センター・小板橋さん)
ChatGPTに質問しながらToDoアプリを実際に作ってみようというライブコーディング
「ReactでToDoアプリを作るには何をすればいいですか。」から始まって、途中で出るエラーも全てChatGPTに質問、最終的にそれっぽい感じのアプリが出来上がってた。
コーディング中に話されていた「プログラミング言語初学者にとってはコードの説明もしてくれてありがたい」というところが共感できました。
こういう企画面白いですね。
集合写真!!
最後に記念撮影ー!
— まもはしぃ(Mamoru Ohashi)@三島市移住アンバサダー🗻 (@mamohacy) February 27, 2023
これもなんだか久しぶりだね!
右手を上にテックオンポーズ!
#TechOn東京 pic.twitter.com/ZYIkHRFIHC