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JAWS-UG札幌の勉強会に参加してきました!

Last updated at Posted at 2024-04-03

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JAWS-UG札幌の勉強会に参加してきたので内容を簡単にまとめたいと思います!
イベントページは以下!!
https://jawsug-sapporo.doorkeeper.jp/events/169707

巷で話題の SOCI についてのお話

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まずはクラスメソッドのたかくにさんからSOCIのお話
私はそもそもSeekable OCI (SOCI)が分らない状態で聞いていましたが、コンテナの起動を早めるための技術と理解しました。この技術がFargateで利用できるようになったため、コンテナ界隈が盛り上がっていたようです。

特にSOCIはコンテナ技術を導入しているが、スケーリング時のコンテナ起動の遅さに課題があるユーザに刺さりそうな機能となっています。

この機能、250MB以下のイメージに対してSOCIを利用すると、逆にコンテナの起動が遅くなるかもしれないそうなので利用の際は注意する必要があります。

私は正直、「OCIって何?」とか前提となる知識が足りていないため、たかくにさんのスライドやSOCIに関する公式のブログを読んで理解を深めていきたいと思います。

スライド

参考

最近、レジリエンス関連のアップデートが(多分)熱い

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お次はクラスメソッドの岩浅さんからレジリエンスの話
レジリエンスとは回復力・復元力と訳され、システムに障害が発生してもすぐに回復する能力のことを指します。(障害の発生を事前に防ぐことではないことがポイント)

最近のレジリエンス関連のサービス/ホワイトペーパーのアップデート状況や新規コンピュテンシーの追加、Top Engineer向け特典のGame Dayでレジリエンスにフォーカスしたイベントが開催されるなど、AWSではレジリエンスが熱くなっているのではないかと推測したそうです。
岩浅さんは毎日ブログ記事を書いているということで、だからこそ気づけた内容なのかなと思ってます。

登壇の中でAWS Resilience Hubと呼ばれる(Security Hubのレジリエンス版?)サービスの紹介がありました。事前に自身/自社のサービスのRTO/RPOと利用想定のAWSサービスを登録することで、利用想定サービスがRTO/RPOを満たしているか評価してくれるようなサービスだと理解しました。
私自身、このサービスの存在を知らなかったので、もう少し深掘りしてドキュメントを確認してみたいと思います。

また、AWSが提供するレジリエンスに関するドキュメントに「Resilience lifecycle framework」と「Resilience analysis framework」と呼ばれるものがあると紹介されており、レジリエンスに関して事前に考慮する必要がある場合は一読しておくと良いかと思います。

スライド

実務経験ゼロの新入社員がKendraを使った社内文書検索環境を作ってみた

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シイエヌエス北海道の影山さん、山川さん、渡部さんの3人からKendraで社内文書検索システムを作ってみた話
タイトルにあるようにこの3人は2023年入社の新卒です。1年目からKendraを触るというのは、なかなか思い切った研修内容だと思いました。

「システムを作ってみたはいいけどIAMの権限問題で動かなかった」、「AWSのマネジメントコンソール上でしか検索できなかったのをExperience Builderを使うことで解決した」、「S3ではなくSharePoint Onlineを連携させる際に多要素認証が邪魔して検索に失敗した」など様々な課題にぶつかってそれを解決していく様子を聞くことができて、とても面白い発表でした。

Kendraと聞くと、利用料がちょっとお高めであることは気になったのですが、発表の中でもお高めだったとの言及があり、使うときだけサービスを構築して使っていたとのことでした。ただ、それなりに料金のかかるサービスを新卒の研修として使わせてくれるシイエヌエス北海道さんもなかなか凄いなと思いました。

(今更) AWS re:Invent 2023 報告

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サーバーワークスの渡辺さんよりre:Invent 2023の報告
キーノートからKubernetesやAppSyncのセッション、ECSサービスディスカバリーのワークショップ、新アップデートセッション、Expo、Game Dayなど幅広くセッションに参加したとのこと

セッションの最後に英語で質問してみたものの発音の問題で伝わらず、もっと英語の勉強をしていきたいとのことでした。私としてはそもそも英語で質問できること自体がすごいと思います。

そしてDr.Wernerのキーノートで取り上げられていたThe Frugal Architectにも触れており、「私たちはいつもこのようにしてきた」というフレーズ(過去に作業したことがあるというだけの理由で、現在のテクノロジ、アーキテクチャ、または言語が常に最良の選択であると思い込み)には気をつける必要があるという部分に共感していました。

沼口さんから

そして沼口さんからAWS Samuraiに選ばれた小倉さんの話

JAWS-UG朝会を46ヶ月連続で続けているとのことで、数字でみると改めて小倉さんの凄さが分かりますね。
私なんか朝起きられないですもの...

三浦さんから告知

そして最後に三浦さんから今年の6月に札幌で開催されるCloudNative Days Summer 2024の告知

三浦さんからのプッシュもあり、私も今回RFPを出してみました。
「Cloud Native Daysのプロポーザルにエントリするぞ!」と思いたったものの、思ったより話せそうなネタが無く、気合いで絞り出しましたw

まとめ

今回、JAWS-UG札幌の勉強会に参加して、SOCIやAWS Resilience Hub、Kendraなど私が全くキャッチアップできていなかったサービスやアップデートの情報を得ることができました。参加して本当に良かったです。

また、北海道での3日間は酒を飲み、温泉に入り、ご飯食べてを繰り返しており、盛大に楽しませていただきました。
勉強会の運営の皆様および現地のオススメスポットを教えていただいた方々、現地で交流させていただいた方々、ありがとうございましたー!!

Xのまとめはこちら

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