会社の資格取得補助を利用してAWS MLS-C01を取得しました。
2週間の勉強でも割と手応えをもって合格できたので、勉強内容を共有します。
これから同試験を受ける方の参考になれば幸いです。
自分のレベル感
AWS
エンジニアになった頃(2020年9月)、旧AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA-C02)を取得。業務ではEC2、S3、ECR、SageMakerを触るくらい。
機械学習
2022年8月から機械学習の案件に携わり、自然言語処理モデルBERTの応用モデル(TabBERT)をSageMakerでトレーニング、デプロイできるようになったくらいのレベル。案件に入る前(2022年7月)に、以下のUdemyの機械学習講座を受けた(が、1ヶ月後にはほとんど忘れていた…)。
試験結果
180分 全65問の試験だったのですが、120分くらい余りました。KinesisとSageMakerに関する内容が多い印象で、混同行列に関する問題は意外にも1問も出ませんでした。また、モデルの適合不足や過剰適合(オーバーフィッティング)における対応を2~3つ選ぶ系の問題も多かったです。自然言語処理関連の問題は4~5問出たと思います。
勉強内容
資格勉強が業務に影響したら本末転倒なので、とにかく効率を追求しました。総学習時間は約20時間(2時間× 10日)でした。
まずは、TechStockというAWS WEB問題集に課金し、全161問を1日でざっとみてわからなそうな分野を把握しました。
結果、機械学習まわりのAWSサービス(Transcribe, Comprehendなど)やアルゴリズム(SVM, NTMなど)をほとんど知らない(忘れていた)ことがわかり、これらの用語をObsidianというメモ帳にまとめました。
用語問題系以外では、Kinesis、Glue、EMRの使い方まわりの問題がよくわからなかったので、こちらについては別途調べました。
用語メモは昼休憩中に覚え、WEB問題集は5日かけて3週しました。解けた問題は都度消していきました。1週目: 140問 → 2週目: 100問 → 3週目: 30問
6日目からKindle Unlimitedにあった回答の怪しい問題集(130問)を3日間で3週しました。
9日目にAWS Skill Builderで公式の無料模擬試験を受け、試験前日(10日目)に残った問題とメモを見返しました。
試験を受けた感想
本番はTechStockと似たような問題ばかりでした。Kindle問題集は類似問題対策としてやっておいてよかったと思いました。
Black Beltの確認やハンズオンは、時間に余裕があればやればいいと思います。合格だけを狙うなら必要ありません。
おわりに
MLSが割と簡単にとれたので、他試験も5冠くらいとろうかなと思っています。
また、AWS re:Inventに参加しようと(自腹で)思っています。