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統計検定2級に合格しました

Last updated at Posted at 2020-06-01

先日、統計検定2級を受験し、合格しました!
その記録を残しておきます。

※私のこれまでの受験の記録(統計関係ないけど)
AWS Certified Machine Learning – Specialty 合格しました
AWS Certified Big Data - Specialty 合格しました

統計に関しては、平均とか分散とか標準偏差とかはわかる、検定とかp値とかは必要ならば調べるよ、というぐらいの理解だったのですが、それを網羅的に勉強し、把握する機会を作ったことは満足です。

いままでこの領域のことをあまりわかっていないまま過ごしてきたことをとても後悔しています。もっと早くに勉強しておけばよかったです。

2級の出題範囲の説明を見ると「大学基礎課程(1・2年次学部共通)で習得すべきこと」と書かれているので、本来は学生のときに勉強すべきことでした。

勉強方法

私がやった勉強方法を3つ書いておきます。

統計検定の2級を受けようかなと思ったのは3月終わりごろで、4月から勉強するという意志を持ちはじめました。本当に勉強し始めたのは5月入ってからかも。過去問の書籍を買ったのも5月に入ってからで、過去問をまじめに解き始めたのは5月下旬になってからでした。

1. 統計学習サイトを読む

統計学の時間 | 統計WEB

このサイトで勉強しました。全部読みました、と言いたかったのですが、ちゃんとノート取りながら読んだのは最初の3分の1ぐらいです。用語を覚えるものが最初のほうが多かったので、それでもよかったとは思ってます。

中盤以降は理解が必要なものが増えてきます。いったん目次を眺めるだけにとどめ、後述の他の手段での勉強でわからないことが出てきたときににこのサイトで該当ページだけ読む、ということをしました。ググるとこのサイトが出てくることも多いです。

2. YouTubeで講義を受ける

YouTubeのヨビノリさんのチャンネルがとてもわかりやすいです。

予備校のノリで学ぶ 推定・検定入門 - YouTube

点推定 → 区間推定 → 仮説検定の流れはこの動画を見てはじめてよく理解できました。いままでは、「区間推定」は知らない、仮説検定はなんとなくそういうのがある、ぐらいにしか知らないレベルでしたが、この動画のおかげでこれらの概念の意義がわかりました。

分布の種類や検定の手法の概要は動画を見るだけで十分ですが、一つ一つを使いこなすには見るだけではだめで、過去問をこなすなど演習が必要です。

(このヨビノリチャンネルは統計以外にも数学や物理の解説がたくさんあって、大変オススメです)

ほかのチャンネルとしては、以下の方の動画も大変参考にしていました。ヨビノリさんのような体系的な理解をするための講義ではなく、統計検定の試験問題を1つずつ丁寧に解説している動画でした。試験問題の雰囲気を感じ取るために流し見をしていました。残念ながら、統計検定の運営側の著作権を侵害していたということで、動画は5月中旬にすべて削除されてしまいました。

Yuya.K_ASN - YouTube

6月1日現在、チャンネルを見ると、問題個別の解説という形からテーマごとの講義形式に形を変えて動画制作を復活されたようです。今後も楽しみです。

3. 過去問を解く

過去問を解きます。過去3年全6回分の過去問と解説が公式で出版されています。

私は6回分全部は時間がなくてできなくて、結局4回分を解いたのみでした。全部やっておいたほうがいいと思います。

最初、試験と同じようになにも参考にせずに電卓だけで解きます。解きながら、見直しフラグはメモしておきます。その後採点して、間違っていた問題と見直しフラグの問題だけ見直して、わからないところを解説を見たりネットで調べて理解を進めます。

試験の結果

試験直前にやった過去問が合格ラインに達していなくて、自信をなくしながら受験に臨みました。ところが、問題を解いていると過去問よりもずっと簡単に感じて、ほとんど正解なんじゃないかとまで思っちゃいました。けど、得点は70点で、そんなに余裕はなかったです。配点の大きい問題をたくさん間違えたのかもしれません。

image.png

試験に関してTips

私はCBT方式で受験しました。試験会場にあるパソコンに問題が表示されて、マウスかキーボードで答えを選択していきます。

パソコン上に残り時間が表示されます。

問題ごとに「あとで見直す」というようなチェックボックスがあり、これにチェックしておくと、全部解き終わったあとの問題一覧画面でこのチェックを入れた問題がひと目で分かり、見直しがしやすいです。

過去にAWSの試験もパソコンを使って受験しましたが、AWSの試験と同じです。

AWSと違う点として、問題文は初めから日本語で作成されていて日本語のみで提供されています。なので問題文は読みやすいです(AWSと比較しての話なので、こっちのほうが普通なのかも)。試験の進行は会場にいるスタッフが指示してくれます。AWSはスタッフもパソコンの向こうの海外にいてリモート対応されましたので、この点もAWSよりもやりやすかったです。(AWSも統計検定も試験会場によってこのあたりの事情は違うかもしれないです)

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