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データ可視化ツール(Metabase, Redash, Superset)の比較メモ

Last updated at Posted at 2020-05-11

データをグラフで見たり、絞り込んで個々のレコードを見たりする目的のデータ可視化ツールとして Metabase, Redash, Supersetの3つを軽く調べました。どれも本格的に使う前にちょっと触っただけ、あるいは使ったことある人からの伝聞情報です。感覚的な感想に留まりますが、メモとして残しておきます。

Redashにでしか対応していないデータソースや機能が必須という場合を除いて、Metabaseが全体的によさそうな印象です。

Metabase

  • JVMだけ準備すれば簡単に起動できる
  • Clojureで実装されている(読める人が少ないという意味では懸念点)
  • SQLの知識は不要
  • 個々のレコードの表示も便利
  • 棒グラフの棒をクリックするとレコード表示に遷移する
  • 見た目がきれい
  • グラフごとにURLが付与されるので社内共有などが楽
  • 「無料なのにここまでできるのか」

Redash

  • ネット上に知見は多い
  • 対応しているデータソースの種類は多い
  • 依存しているソフトウェアやビルドが必要だったり起動までに大変。運用も大変かも
  • ダッシュボードは寂しい
  • SQLを書く必要がある
  • SQLの中にパラメータを入れる仕組みがあって、値を入れるだけで簡単にグラフ化できる
  • 「無料だからこんなもんか」

Superset

  • Metabase並に簡単に試すことができる
  • 自由度は高い
  • 不具合なのかハマることが多い印象
  • インターフェースは癖が強い

Googleトレンドを見ると、Redash(赤)のほうが古くからメジャーで、Superset(黄)は伸び悩み、Metabase(青)はあとから知られてきたツールのようです。

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