.gitignore_global を活用してメモやスクリプトを整理しよう
Git Advent Calendar 2019 の 16 日目の記事でございます
メモ、あるよね
プロジェクトに関するメモとかさ、開発環境立ち上げるコマンドのメモとかさ、デプロイ方法のメモとかさ、動作確認のやり方のメモとかさ、特定の内容を確認する SQL のクエリメモとかさ、とにかくなんかあるでしょ?
ない?
ない人はいーや、はいメリークリスマースおつかれさまでしたー
メモある人さ、どこにメモしてる?
色々工夫はあると思うんだけど、今日は一風変わった方法を紹介するよ
メモ、散らかるよね
チームを移動したり複数プロダクトを保守したりすると、当たり前だけどプロダクトごとに違う内容をメモしないといけないよね
~/Documents/memo
とかに置いといた巨大なメモ.txt
から今欲しい内容だけ目で探して、例えば長いコマンドなんかを手でぺ〜っと選択・コピーしてターミナルに戻って貼り付け、なんてやってない?
それさ、めんどくさくない?
メモ、プロダクトごとに整理したいよね
自分の.gitignore_global
に例えばmy-memo/
なんて書いておけば、clone してきたプロジェクトのmy-memo/
の下に何をどう置いたって他の人には影響しない
$ cat ~/.gitignore_global
my-memo/
$ echo 'bla bla bla...' > my-memo/initialize.txt
$ git status -sb
## No commits yet on master
プロジェクトによって異なるメモは、そもそもプロジェクトとセットにしておけば良いじゃん?
メモ、中身がコマンドなら実行したいよね
じゃあmy-commands/
なんてのを無視指定しておいて、その下にどかどか.sh
でも.py
でも入れれば良いよ
$ cat ~/.gitignore_global
my-memo/
my-commands/
$ cat my-commands/boot.sh
docker-compose -f docker/docker-compose.yml up -d db
./gradlew clean bootRun
$ cat my-commands/allocate.sh
curl -X POST localhost:8000/foo/v1/options/new
$ cat my-commands/change.sh
curl -X PUT localhost:8000/foo/v1/options/change/$1 -d "changeTo=option-b" -d "reason=more-performance" -d "date=`date "+%Y%m%d"`"
$ sh my-commands/boot.sh
$ sh my-commands/allocate.sh
35
$ sh my-commands/change.sh 35
option ( id = 35 ) was changed.
なが〜いメモ.txt
から持ってきて書き換えたりするより使いやすいね
メモ、無くさないようにね
git 管理されてないので、また clone すれば良いや〜って感覚で消しちゃわない様に気をつけてね
こんなやり方もあるよ、整えると便利だよ、ってことで紹介でした