console.logよりutil.debuglogとutil.inspect使ってログ吐く
AWS Lambda(node.js12.x)で具合よくログ吐きたいっていうことで、ベストエフォート@自分の脳味噌でログ出力を考えてみました。
[Object]になってしまう問題
深い階層のJSオブジェクトはconsole.logだと[Object]と表示されてしまう。なんとか出力したい。
const obj = {a:{b:{c:{d:{e:{f:function(){return 1;}}}}}}}
console.log(obj) // { a: { b: { c: [Object] } } }
JSON.stringify?
JSON.stringify使ってconsole.logに吐いてみる。
const obj = {a:{b:{c:{d:{e:{f:function(){return 1;}}}}}}}
console.log(JSON.stringify(obj)) // {"a":{"b":{"c":{"d":{"e":{}}}}}}
見事に関数部分のkey-valueが消えてしまってる。これはさすがにどうにかしたい。
util.debuglogとutil.inspectを併用してログ吐く
結論としてはutil使ってしまう。
環境変数NODE_DEBUGにINFOとかWARNとかセクション設定してあげたらロガー返してくれます。
Windows環境ですがこんな感じで設定しておきます。カンマ区切りでセクションは複数指定OK。
SET NODE_DEBUG=INFO,WARN
詳細なオプションとかはドキュメント見たらGoodです。
とりあえずdepth:nullってしたらオブジェクト全部吐いてくれます。
const info = require('util').debuglog('INFO')
const warn = require('util').debuglog('WARN')
const trace = require('util').debuglog('TRACE') // 環境変数設定なし
const obj = {a:{b:{c:{d:{e:{f:function(){return 1;}}}}}}}
info(util.inspect(obj, {depth: null}))
warn(util.inspect(obj, {depth: null}))
trace(util.inspect(obj, {depth: null})) // 環境変数設定ないのでログも吐かないがエラーも吐かない適当さがJSの素晴らしいところ
メリ
分岐が一つ減るはず。
デメ
自分の脳味噌では思いつかない。