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はじめてのアドベントカレンダーAdvent Calendar 2024

Day 4

Cupyのインストールが手間取った話

Last updated at Posted at 2024-12-09

numpyを使えばいいが、データが大規模になると、GPU計算させたくなる。そこで、cupyを使おうとなるが、躓いた点を紹介する。

Cupyインストール

そもそもNvidiaのドライバーを入れないといけない。

  • ドライバーを入れるためには、Nvidiaコントロールパネルをインストール
  • 第一関門: Studioドライバーをインストールorアップデート。
    Game Readyのほうだと、後々エラー出たりしてダメで結局Studioにしたらできた。
  • CUDA Toolkitをインストール。このとき、バージョンを覚えておく。
  • 第二関門: コマンドプロンプト等を起動し、pip installする。このとき、必ず先ほどのCUDAのバージョンと合わせる。
    pip install cupy-cuda12x(バージョン12を入れたなら)
    pip install cupy-cuda11x(バージョン11を入れたなら)
    なお、nvcc -VでCUDAのバージョン情報を得られる。
  • これでcupyのインストール完了
    基本的には、"numpy"または"np"を"cupy"または"cp"に書き換えればGPU計算になる。
example.py
import cupy as cp
E = cp.eye(4) #4次元の単位行列
print(E)

リスト([1,2,3]など)とcupy配列とは計算できないので、注意!

一次元ベクトルとして使うなら、あらかじめcp.zeros(n)などでゼロベクトルを生成するのが手かも。

分量としてはこれだけだが、そこに気づくまでに何時間も試行錯誤する羽目になったので、こういった先人のエラー記事は大切なんだと気づいた...

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