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Rubyの基本的文法について

Last updated at Posted at 2021-08-09

#テーマ
今回は、rubyの中で基本となる以下のことについて説明します。

  • 出力
  • 入力
  • 変数

#出力
みなさんお馴染みの"Hello World"を出力してみましょう。Rubyで値を出力する方法は様々ありますが、今回は、print,puts,p,printfについて見ていきましょう。

###printf
printを使うと、改行を入れずに指定した値を出力できます。

###puts
putsを使うと、末尾に改行が入る形で出力されます。

###p
pを使うと、出力する値とともにその値の型情報(文字列型や数値型など)を出力します。改行文字も入るため、出力する値が改行されます。

###printf
printfは書式を設定して出力するものです。これまでとは異なり、()で出力内容をくくります。異なる型の値をまとめて出力するときに便利です。%dは、数値型を代入する引数の型であり、%sは文字列を代入する引数の方です。

実行例

print "Hello "
print "World!"
#出力結果 改行されずに出力されていることがわかります。
#=> Hello World!

puts "Hello "
puts "World!"

#出力結果 今度は、Helloの後ろに改行が入って出力されていることがわかります。
#=> Hello
#=> World!

p "Hello World!"
p 2021

#出力結果 
#=> "Hello World!"
#=> 2021
#Hello World!が,""とともに出力されており、値が文字列型であることがわかります。
#2021はそのまま出力されており、整数型の値であることがわかるかと思います。


printf("今年は%d年で、%s年です.",2021,"丑")

#出力結果
#=> 今年は2021年で、丑年です.
#数値型の2021が%dに、文字列型の%sが"丑"に対応して、出力されていることがわかると思います。

#入力
キーボードから入力する代表的なものは、gets(),gets.to_i(),gets.to_f()です。

表記方法 出力内容
gets() キーボードから文字列として入力します
gets.to_i() キーボードで入力した値を整数値に変換します。
gets.to_f() キーボードで入力した値を小数値に変換します。

違いがわかるようにコードを書いて見ました。

puts "---値の入力---"
num1 = gets()
num2 = gets.to_i()
num3 = gets.to_f()

puts "---出力結果---"
p num1
p num2
p num3

以下が出力結果です。それぞれのメソッドに対して、適切な出力がされていることがわかります。

---値の入力---
100
100
100
---出力結果---
"100\n"
100
100.0

#変数
変数は、値を入れておく箱のようなものです。今回は、変数を文字列の中に埋め込む変数展開を見ていきます。#{変数名}を文字列の中に入れることで、変数を代入している値に置き換えて出力します。
以下のコードをみてみましょう。

puts "---値の入力---"
num1 = gets()
num2 = gets.to_i()
num3 = gets.to_f()

puts "---出力結果---"
puts "入力された値:#{num1}"
puts "入力された値:#{num2}"
puts "入力された値:#{num3}"

出力結果は以下のようになります。putsの中に#{変数名}を埋め込むことで、キーボードから入力した値が適切に出力されていることがわかると思います。

---値の入力---
1
1
1
---出力結果---
入力された値:1
入力された値:1
入力された値:1.0

#最後に
今回はここら辺で終わりにしたいと思います。次は、条件分岐や繰り返し構文などを投稿したいと思います。ありがとうございました。

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