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Node.jsのインストールが失敗した原因と解決方法

Last updated at Posted at 2023-01-19

Vue.jsの学習のための環境構築中、Node.jsをインストールしようとした時にエラーが発生したので、その対応についてのメモ。

実施していた環境構築

Node.jsのアップデートは頻繁に行われるため、バージョン管理ツールとしてnvm-windowsを利用した。

githubからnvm-setup.zipをダウンロードし、nvm-setup.exeを実行してインストールする。
https://github.com/coreybutler/nvm-windows/releases

インストールウィザードに従い、インストール先とシンボリックリンクを指定。

インストール完了後に、nvmコマンドを使ってNode.jsをインストールしようとすると、エラーが発生した。

Node.jsのインストール

nvmコマンドからNode.jsをインストールするのに使用したコマンド↓

nvm install latest

バージョンを指定してインストールする方法↓

nvm install (バージョン)

発生したエラー

C:\Users\����\AppData\Roaming\nvm could not be found or does not exist.

C:\Users\����\AppData\Roaming\nvmが見つからなかったか、存在しません。と言われた。

原因

C:\Userの中にあるディレクトリ(ユーザー名)が日本語だったことが原因だった。

そのせいでインストールしようとしても見つからないと言われていた模様。

※一度決めてしまったユーザー名を変更すると色々と面倒なことになるので、今回はユーザー名を変えず、別の方法で解決する。

※※※ユーザー名はローマ字で付けた方がいいです。

また、そもそもnvm-windowsインストール時のインストール先の指定を、初めからC:直下にしてしまえば問題は起きないと思われる。

解決方法

まずnvmフォルダをコピーして、名前の影響のないC:直下に置く。

次に、Windowsキーから環境変数を編集を押して、NVM_HOMEの値を新しいパスに変更。(例:c:\nvm)

最後にコマンドを実行する。

nvm root [new path] 

(例:nvm root c:\nvm)

これでNode.jsのインストールが可能になった。

おまけ

Node.jsバージョンの切り替え

複数のバージョンのNode.jsがインストールされている場合、切り替えることができる。

インストールされているバージョンの確認

nvm list
…↓結果
   19.4.0
 * 6.9.1 (Currently using 64-bit executable)

アスタリスク(*)がついているものが使用中のバージョン。

バージョンの切り替え

nvm use 19.4.0 ←使用したいバージョン
…↓結果
  * 19.4.0 (Currently using 64-bit executable)
    6.9.1

バージョンの切り替えをする際、管理者権限が必要な場合があるらしい。
コマンドプロンプトを開く際に、「管理者として実行」を選べばOK。



参考記事:
https://qiita.com/akipon0821/items/eaeffe79221cfcd4d258
https://github.com/coreybutler/nvm-windows/issues/145

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