はじめに
こんにちは。医療技術職からWebエンジニアを目指している30歳手前の一児の父です。この記事では、私のキャリアチェンジの経験と、そこで直面した課題、そして今後の展望について共有します。
1. プログラミング学習の開始
2023年1月、医療技術職として勤務しながらオンラインスクールへ受講しプログラミング学習を開始しました。Webエンジニアへの転職を目標に、Ruby、Ruby On Railsなどの技術を学び個人開発アプリケーションを作成しました。
2. 初めてのエンジニア転職
約1年後の2024年3月、念願のエンジニア転職を果たしました。フルスタックWebエンジニアとして、3ヶ月の業務委託契約(その後、正社員登用の可能性あり)で採用され、自社開発および受託開発プロジェクトに携わることになりました。
3. 直面した課題
エンジニアとしての新たな職場では、主に二つの課題に直面しました。
- 技術面での苦戦
- 慣れない開発環境とプロジェクトに戸惑う日々が続きましたが、先輩エンジニアの方々のサポートを受けながら、徐々に適応していきました。
- 予期せぬ業務委託契約の終了
- 契約3ヶ月目に、家族の体調不良により休暇を取得せざるを得なくなりました。その休暇申請直後に、突然業務委託契約終了の通知を受けました。抗議も考えましたがその企業で働いていく熱意も失われてしまった為、業務委託終了の受諾を決意。
4. 再就職活動と保育園継続の問題
契約終了後、再就職活動と保育園継続の両立に苦心しました。保育園を継続利用するためには、市役所に「月64時間以上の就労証明書」を3ヶ月以内に提出し、さらに3ヶ月以内に新しい就労先で勤務を開始する必要がありました。
この条件を満たすため、まずはアルバイトや派遣の仕事を探しましたが、10社以上に問い合わせても就労証明書の発行が困難でした。そのため、Webエンジニアとしての再就職を目指し、約2ヶ月間就職活動を行いましたが、実力不足もあり残念ながら内定を獲得することはできませんでした。
補足: 住んでいる市区町村によって条件が異なる場合があります。病気ややむを得ない理由があれば延長を相談できる可能性もあるので、役所に相談することをお勧めします。
5. 現在の状況と今後の展望
このような状況を踏まえ、現在は医療資格を活かした正社員としての就職を決断しました。保育園を継続利用するため、一時的にエンジニア転職の目標を断念せざるを得ませんでした。
しかし、エンジニアになる夢を諦めたわけではありません。今後の計画として、以下の取り組みを行っていきます
- 医療職での就労継続
- 空き時間を利用したプログラミングスキル向上
- IT関連資格の取得
- ポートフォリオ用Webアプリケーションの制作
6. 学んだこと
この経験を通じて、いくつかの重要な教訓を得ました:
- キャリアチェンジには予想以上の困難が伴う
- 家族の生活基盤(保育園など)の維持を考慮することの重要性
- 長期的な視点でのキャリア計画の必要性
おわりに
キャリアチェンジの道のりは決して平坦ではありません。しかし、この経験を通じて、諦めずに目標に向かって進み続けることの重要性を実感しています。困難を乗り越え、いつかは必ずエンジニアとしての目標を実現させたいと思います。もしご意見などがありました気軽に教えていただけたら嬉しいです。