1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

XAMPPの設定ファイルをGitで管理する

Last updated at Posted at 2017-03-28

目標

バックアップや新バージョンのXAMPPへの移行、複数のPCでの共通化のために、XAMPPの設定ファイルをGitで管理します。
たとえばphp.inihttpd.confなどです。
htdocs/の中身やMySQLのデータは対象外です。別途バックアップしてください。

環境

  • Windows 10
  • XAMPP 7.2.2
  • Git 2.16.1

Gitで管理する

C:\xamppでリポジトリを作成します。
最初のコミットの前に、管理対象を絞り込むために.gitignoreを作成します。
除外すべきファイルが多すぎるので、一旦xammp/内を全て除外した後で、必要なファイルの除外だけを打ち消します。
必要なファイルへの経路にあるフォルダの除外も解除しなければならないので、ちょっと面倒です。

.gitignore
# 一旦すべてを除外する
*

# 必要なファイルだけを管理対象とする
## このファイル自体
!.gitignore

## 復元の手順などをメモしたリードミー
!README.md

## PHP設定ファイル
!php/
!php/php.ini

## Apache設定ファイル
!apache/
!apache/conf/
!apache/conf/httpd.conf
!apache/conf/extra/
!apache/conf/extra/httpd-ssl.conf
!apache/conf/extra/httpd-vhosts.conf

## 自作のSSLサーバ証明書 (オレオレ証明書)
!apache/conf/ssl.crt/
!apache/conf/ssl.crt/my-server.crt
!apache/conf/ssl.key/
!apache/conf/ssl.key/my-server.key

An optional prefix "!" which negates the pattern; any matching file excluded by a previous pattern will become included again. It is not possible to re-include a file if a parent directory of that file is excluded. Git doesn’t list excluded directories for performance reasons, so any patterns on contained files have no effect, no matter where they are defined.
訳: 任意の接頭辞"!"は除外パターンを打ち消します。つまり、それまでのパターンで除外されたけれどもこの接頭辞のパターンに当てはまるファイルは、再び管理対象に含まれることになります。
ただし、そのファイルの親ディレクトリが除外されている場合は不可能です。
Gitはパフォーマンス上の理由で、除外されたディレクトリを記録しません。
よって、除外されたディレクトリ内のファイルに対するパターンは、どこで定義されても無効です。

新環境へ移行する

  1. 下記のファイルとフォルダを退避。
    • .git/
    • .gitignore
  2. 旧XAMPPをアンインストール。
  3. 新XAMPPをインストール。
  4. 退避させていたファイルとフォルダを戻す。
  5. Git GUIでdiffを表示し、衝突を修正する。
    たいていはphp.iniだけを修正することになるはず。
    そこで、下記のようにする。
    1. 新しいphp.iniを退避。
    2. git reset --hard <最後のコミット番号>を実行。
    3. 退避させていたphp.iniを戻す。
    4. diffで見比べてひとつずつ修正。
  6. 動作確認。
  7. 問題がなければコミット。
1
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?