JSONを事前にバリデートしたほうがいい

bower.json内の余計なカンマに気づかず公開してしまい、試しにダウンロードしようとしてエラーに気づきました。
結局、パッチのバージョンを上げて公開し直しました。
package.jsonもbower.jsonも事前に検査しておいたほうがいいです。

Webで検査

package.json: http://package-json-validator.com/
bower.json: 適当なサービスが見当たりませんでした。ここでいろいろなJSONの検査ができるようですが、余計なカンマをエラーと認識しませんでした。

コマンドラインで検査

それぞれのnpmパッケージが提供されています。

package.json: package-json-validator
bower.json: bower-json

devDependenciesに追加して、一括して検査できるようにします。
なお、bower-jsonは実行用のJSファイルを別途用意しなければなりません。
今回はbower-json.validate.jsに記述しています。

package.json

{
  "devDependencies": {
    "bower-json": "^0.8.1",
    "package-json-validator": "^0.6.1"
  },
  "scripts": {
    "validate-json": "pjv && node bower-json.validate.js"
  }

bower-json.validate.js

var bowerJson = require('bower-json');
bowerJson.read('bower.json', function (err, json) {
  if (err) {
    console.error('There was an error reading the file');
    console.error(err.message);
    return;
  }
  console.log('bower.json is valid');
});

これで、下記のコマンドで一括して検査できます。

$ npm run validate-json

descriptionは必須

descriptionがないとパッケージの紹介ページがかっこ悪くなります。
たとえばnpmのユーザーのページで。
現在はdescriptionを書いているので下記のように表示されています。

jquery.add-input-area - v4.9.1 - jQuery plugin to add or delete form fields.

以前は横着してdescriptionを書いていなかったので、README.mdのh1見出し直後の1行、TravisCIのバッジのコードが表示されていました。

jquery.add-input-area - v4.9.0 - 
[![Build Status](https://travis-ci.org/sutara79/jquery.simple-scroll-follow.svg?branch=master)](https://travis-ci.org/sutara79/jquery.simple-scroll-follow)

これでは意味不明です。
というわけでpackage.jsonでもbower.jsonでもdescriptionは必須です。

{
  "description": "jQuery plugin to add or delete form fields."

npm、Bowerでパッケージを公開するときにつまづいたこと

JSONを事前にバリデートしたほうがいい

Webで検査

コマンドラインで検査

descriptionは必須