storage/
内に更新日時が古いキャッシュファイルがあり、それを削除しようと思います。
ただ、なるべく手動ではなくArtisanコマンドでやります。
php artisan list
で一覧表示した中から役に立ちそうなコマンドを調べてみました。
親記事
Laravel 5.6で基本的なCRUDを作る - Qiita
役に立つArtisanコマンド
以下のコマンドは全て頭にphp artisan
を付けなくてはなりません。
例: php artisan view:clear
view:clear
- ソースコード
- コマンド説明: Clear all compiled view files
ビューの表示はstorage\framework\views
内にキャッシュされています。
それらを全て削除します。
ビューを変更したのに反映されない場合はキャッシュが邪魔していると思われるので、これを実行するといいです。
debugbar:clear
- ソースコード
- コマンド説明: Clear the Debugbar Storage
laravel-debugbarを使っている場合、storage\debugbar
内にキャッシュが保存されます。
それらを全て削除します。
auth:clear-resets
- ソースコード
- コマンド説明: Flush expired password reset tokens
登録ユーザーのパスワードリセットをする場合、データベースのpassword_resets
テーブルに一時的に保存されます。
その中でリセットの制限時間が過ぎたレコードを削除します。
手動で削除したもの
セッションファイル
セッションの保存先はファイルやクッキーやRedisなどいろいろ選べますが、ファイルを指定するとstorage/framework/sessions
に保存されます。
これを削除するコマンドが見当たらなかったので手動で削除しました。
エラーログを日別に
エラーログはstorage/logs
に保存されます。
デフォルトのままでは全てのログがひとつのファイルに保存され、古いログも消えずにどんどん肥大化してしまうので、日別にファイルを分けるようにします。
環境設定ファイルの値を変更すると、最新の7日分だけログファイルが保存されるようになります。
-LOG_CHANNEL=stack
+LOG_CHANNEL=daily
以前はAPP_LOG
という名前でしたが、変更されたようです。
設定の詳細はconfig/logging.php
に書いてあります。
エラー処理