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未経験で開発エンジニアを目指す方に伝えたいこと

Last updated at Posted at 2021-12-23

はじめに

ALH Advent Calendar 2021の24日目でございます!
クリスマスイブ!!皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

2019年、2020年は私がアドベントカレンダーを主催していたのですが、
毎回参加してくださっていた @ms_Oneway さんが今年の主催をしてくださいました🎉
@ms_Oneway さんがやるのであれば、もちろん俺もやるぜ!!」と息巻いてみたものの、
直近1年は採用業務に携わっているので「技術的なトピックがあんまりないな…」と困ってました。

しかし自分の過去を振り返ってみた時に、
「自分がエンジニアだった頃には、採用のことなんてさっぱり分からなかったもんな」
「採用や人事という立場から見たエンジニアについてアウトプットしてみるのもアリでは?」

と思い、この記事を書くに至りました。

ポエム的側面もありますが、伝えたいこと4選として共有します!
ぜひご一読くださいませ!

※個人の主観も含まれておりますのでご注意ください

伝えたいこと4選

1.情報収集してから判断すべし!!

1-1.イメージだけで職種を選ぶべからず

ITエンジニアの中でも様々な職種があることは皆さんご存知でしょうか。
その代表例としてよく登場するのが以下の2つでしょう。

  • 開発エンジニア
  • インフラエンジニア

求職者の方とお話すると、
「インフラエンジニアはイメージが沸きづらいので開発を選びました」
というご意見をいただきます。

逆!!順番が逆です!!
もっと言うと、理由になっていません!!

キラキラしたイメージだけで選ぶのは職選びをすることは迂闊です。
上記を理由にしてしまうと「情報収集できません」と言っているようなものだったりします。

同様に「モノづくりがしたいので、開発エンジニアを選びました」という方もいますが、
インフラエンジニアもサーバーやネットワーク構築しますからね。がっつりモノづくりします!

Youtubeで現役エンジニアが分かりやすく説明してくれている動画を無料で見れる時代です。
ぜひ能動的な情報収集をしてみましょう!!

1-2.会社選びに正解はない

なぜなら、人によって合う会社が異なるからです。

ビジネス的な側面で難しいところですが、会社戦略によって入社後のキャリアパスや年収は大きく異なります。
「転職するなら年収を上げたい」と考えることは当然ですが、目先だけを見て会社選びすることは採用担当目線からはおススメできません。

また当然ながら企業理念・社風も企業によって大きく異なります。
ご自身の思考性、価値観を把握したうえで、「何を最も重要視しているのか?」と優先順位をつけてみてください。
その中でどれだけマッチするかを情報収集してから判断することで、
後悔のない転職活動に繋がると思います!

2.ITリテラシーを身に付けるべし!!

皆さん、開発エンジニアを目指すとなったら「まずはプログラミングだ!!」とお考えになると思います。
確かにご認識の通り、コーディングも業務の中に含まれますのでプログラミングスキルを身に付けることは必要だと私も感じます。

ただその一方で、ITリテラシーというものを蔑ろにされている方が多い印象です。
特にスマホ普及により「プライベートではPCでなくスマホを触ることの方が多いです」「パソコンは持ってますがほとんど触りません」という方が増えてきました。
そういった方に強くお勧めしたいのが、「まずパソコンの構造・仕組みを学習することから始める」ということです。

何故なら、我々が作るシステムやアプリは、ハードウェア(サーバー)の中で動くからです。
そしてこのサーバーですが、基本的な構造・仕組みはパソコンと大差はありません。
※「サーバー パソコン 違い」などでググってみてください。

喩えるなら、道路(サーバーやネットワーク)と車(アプリ)に近しいと思います。
車を作ろうと考えた時に、そもそも前提として「どんな道路を走るのか」を考えますよね。
そうしないと、思い描いた乗り心地にならなかったり、燃費効率がめちゃくちゃ悪くなってしまったり、などが考えられます。

そういったミスを未然に防ぐためにアプリケーション開発の前には「要件定義」や「設計」と呼ばれる段階を踏んでから「製造(コーディング)」に入ります。
そして上流工程と呼ばれ付加価値が高いとされる「要件定義」「設計」を担当するためには、車(アプリ)の知識だけではなく、道路(サーバーやネットワーク)の知識が求められます。

市場価値の高い仕事をしたいと思うのであれば、まずは最低限のリテラシーから身に付けましょう!!

3.向き不向きでなく、楽しいか?で考えるべし!!

3-1.「努力は夢中に勝てない」

「努力は夢中に勝てない」という言葉を聞いたことがありますか?

私が面接の中でよくいただくご質問として、
「活躍している方はどんな学習をしていますか?」
「効率のよい学習方法を教えてください」
というモノがあります。

個人的な意見にはなりますが、「目的と手段が逆になってないかな?」と感じてしまいます。

なぜならば、学習を始めるきっかけを振り返ってみると、
「〇〇が作れるようになりたい」という夢・憧れだとか、「〇〇ってどうなってるんだろう?」という好奇心など、目的があって学習か始まっているからです。
そしてその想いを胸に夢中になって調べて作っていく内に、気が付いたらスキル・経験・知識が身についていた、というパターンが多いです。

学習の方針に困っているのであれば、まずは「すごい!!」「どうなっているんだろう?」と思えるサービスを探してみてください。そこから学習が始まります!!

3-2.「楽しい」と感じる心が大切

上を見ればきりのない業界でもあります。
時には人と比較してしまって劣等感を覚えたり、挫折を味わうこともあるでしょう。

その時に何が支えになるかというと「この仕事をやっていて楽しい!」と思える心しかないと思います。

向いている・向いていないで考えてしまうこともあると思いますが、向き不向きはレベルアップに必要な経験値量が異なるだけです。
レベルの上限が変わるわけではありません。

ではエンジニアと働く前から、どうやって「楽しめるか?」をチェックするのか、についてですが、
「業界調査やスキルアップのための学習に対してどれだけ取り組めているか」が一つの指標になると思います。

ご自身の適性を知るためにも、是非能動的な情報収集や自己研鑽に務めてみてください!!

4.税金を計算すべし!!

「ITエンジニアは高収入」というイメージを持っている方も多いと思います。実際、年収数千万の方もいます。
ただ、それは誰しもがなれるものではありません。技術職ですので、それ相応のスキルは経験が求められます。
つまり、スキルがない未経験のうちから高収入は中々厳しいわけです。場合によっては年収が下がることも考えられます。

そうなってきたときに前職との収入差が発生するはずです。
ここで気にかけてほしいのは税金です。
特に、前年所得課税となる住民税にはご注意いただきたいです。

皆さん、「収入が減る」ということはご理解いただいているかと思います。
しかしながら「支払がいくらになるのか?」ということをあまり考えずに転職される方も中にはいらっしゃいます。
前年所得課税である住民税は前年の収入をベースに納税額が算出されるため、
転職時の収入差が大きければ大きいほど、懐事情に対するインパクトも大きくなるわけです。

細かい部分に感じる方もいるかもしれませんが、税金の計算もお忘れなく!!

さいごに

ご覧いただきありがとうございました!!
割と赤裸々に描いてみました(笑)

今後もアウトプットの機会があれば、何か記事を書かせていただきます!
ではまたどこかで!!

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