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Raspberry Pi のセットアップ - 2016年9月版

Last updated at Posted at 2016-09-09

Raspberry Pi ハードウェア

Raspbian の設定

起動用 SD カードの作成

Windows の PC で以下の手順を行う。

Raspberry Pi のサイトから、NOOBS をダウンロードする。

今回は、以下のファイルをダウンロードした。

NOOBS
Offline and network install
Version: 1.9.2
Release date: 2016-05-27

ダウンロードした圧縮ファイルを解凍する。

解凍したファイルの中の"INSTRUCTIONS-README.txt"に書かれている以下の手順を行う。

  1. フォーマットツールの SDFormatter をダウンロードする
  2. SDFormatter をインストールする
  3. SDFormatter を起動し、"オプション設定"をクリックし、論理サイズ調整を"ON"にする
  4. "フォーマット"ボタンをクリックする
  5. フォーマットしたSDカードに、解凍した NOOBS ファイルをコピーする
  6. SDカードを Raspberry Pi に差し込み、電源を入れる

Raspbian のインストール

ここからは、Raspberry Pi での作業

NOOBS の画面が表示されるので、"Raspbian" にチェックを入れ、"Install" をクリックする。
画面下の"Language"、"Keyboard" はデフォルト(Language: English, Keyboard: gb)にしておく。

プログレスバーが 100% になるまで待つ。

約25分後、
"OS(es) Installed Successfully" と表示されるので、"OK" をクリックする。

Raspberry Pi が起動して、自動的にログインし、ウィンドウシステムが起動され、Raspberry Pi のロゴが表示された画面となる。

画面左上の LXTerminal のアイコンをクリックして、LXTerminal を起動し、バージョンなどを確認してみると以下のようになっている。

$ cat /etc/debian_version
8.0
$ cat /etc/issue
Raspbian GNU/Linux 8 \n \l
$ echo $LANG
en_GB.UTF-8

Locale, Timezone の設定

"Menu" - "Preferences" - "Raspberry Pi Configuration" を選択して、設定画面を表示させる。

"Localisation" タブを選択し、"Set Locale" をクリックする。
以下のように選択し、"OK" をクリックする。
Language: ja(Japanese)
Country: JP(Japan)
Character Set: UTF-8

"Set Timezone" をクリックする。
以下のように選択し、"OK" をクリックする。
Area: Asia
Location: Tokyo

"Raspberry Pi Configuration" の画面の "OK" をクリックすると、リブートの確認画面が表示されるので、"Yes" をクリックする。

再起動後、ごみ箱の文字が化けている。

文字化けの解消

LXTerminal を起動し、以下のコマンドを実行する。

$ sudo aptitude -y install jfbterm

実行中の画面の表示は文字化けしているが、コマンドプロンプトが表示されるまで待つ。

コマンドプロンプトが表示されたら、以下のコマンドを実行する。

$ jfbterm

ウィンドウシステムが終了し、左上にコマンドプロンプトが表示されるので、以下のコマンドでリブートする。

$ reboot

再起動後、文字化けが解消されている。

キーボードの設定

デフォルトでは英語のキーボードになっているので変更する。
"Menu" - "設定" - "Raspberry Pi の設定" を選択して、設定画面を表示させる。
"ローカライゼーション" タブをクリックする。
"キーボードの設定" をクリックする。
以下のように選択し、"OK" をクリックする。
Country: 日本
Variant: 日本語

"Raspberry Pi の設定" の画面の "OK" をクリックする。

フォントの設定

フォントのインストール

MigMix フォントを使いたいので、以下のコマンドで MigMix フォントをインストールする。

$ sudo apt-get install fonts-migmix

System Font の設定

"Menu" - "設定" - "Appearance Settings" で設定画面を表示させ、
[MigMix 2M Bold 12] に設定する。

LXTerminal のフォントの設定

"編集" - "設定" で設定画面を表示させ、
[Migu 1M 12] に設定する。

日本語入力の設定

今回は、Google 日本語入力のオープンソース版である Mozc をインストールする。
以下のコマンドを実行する。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install uim uim-mozc

正常に実行できたら、
"Menu" - "Shutdown" - "Reboot" を選択し、リブートする。

再起動後、画面右上に "Mozc" のアイコンが表示されている。

キーボードの "半角/全角" キーで、日本語入力の切り替えができるようになる。

参考
Raspberry Pi 2 で日本語表示/入力できるようにする

以上で、基本設定は終了。

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