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RPAとHULFT Squareの共存可能性を探る

Last updated at Posted at 2024-09-04

目次

1.はじめに
2.RPAの簡単な説明
3.RPAとHSQ(HULFT Square)の処理内容
4.RPAとHSQ(HULFT Square)の処理比較
5.RPAとHSQ(HULFT Square)の機能比較
6.おわりに

はじめに

最近、社外の方とお話しするとRPAについてよく耳にします。
「RPAを試しに導入したら仕事が効率化し、現場のDX意欲がわいた」
「RPAを導入したらみんなが使い始めて想定よりRPAライセンスが高くなりそう」
「RPAを現場レベルでは使用しているが、管理が難しいのでETLを導入したい」

RPAという言葉はよく聞くし、GUIベースで処理が作れるらしいですが、全然知りません。
実際のところどんななのか触ってみます。
そして、せっかくなのでRPAとHSQ(HULFT Square)の共存可能性を探っていきます。

RPAの簡単な説明

RPAには サーバー型・デスクトップ型・クラウド型 といった様々な種類がありメーカーによって機能が違います。
今回はデスクトップ型の某RPAを使用しました。

PRAの種類によって機能やサポートが異なるので、導入時は下記に気を付けると良さそうです。
・プログラミング処理の有無
・接続可能なシステム種類
・テンプレート・マニュアルの豊富さ

RPAとHSQの処理内容

処理内容

100行5列のExcelのデータをkintoneに読み込ませる。

読み込ませるExcelイメージ図

image.png

読み込ませたkintoneイメージ図

image.png

RPAの処理方法

1.kintoneの画面をブラウザから開く。(今回は手動でログインしたが、RPAで自動化可能)
2.Excelのセルに記載されているデータをコピーし、kintoneに張り付ける。

HSQの処理方法

1.kintoneコネクタを設定する。
2.デザイナーを開きスクリプトを作成する。
3.Excelコネクタを使用しExcelデータを読み込む。
4.kintoneコネクタを使用し、kintoneにデータを書き込む。

HSQではExcelデータをkintoneに連携する際、ノーコードで全角を半角に変換したり四則演算したりすることが可能です。
某RPAで全角半角変換や四則演算をしようとしたところプログラミングが必要でした。
今回、HSQとRPAの処理内容を合わせるために加工処理はしません。

HSQにて設定するkintoneコネクタ項目

image.png

HSQにて作成したスクリプト

image.png

RPAとHSQ(HULFT Square)の処理比較

HSQ 某RPA
処理時間 1秒845ミリ秒 10分58秒
処理作成時間 30分 30分(マニュアル確認3時間)
全角半角処理 ノーコード プログラミング必須

RPAとHSQ(HULFT Square)の機能比較

HSQ 某RPA
API連携 ◎(専用コネクタ・REST API)
DB連携 ◎(専用コネクタ)
データ加工処理
ブラウザからの出力 ×
自動処理 システムを開くことなく自動で動く パソコンでRPAを立ち上げる必要がある
ユーザー管理
課金体系 リソース(CPU・メモリ等) 実行環境数
導入負荷
処理時間

RPAはすごく便利で使いやすいシステムでした。
「RPAを試しに導入したら仕事が効率化し、現場のDX意欲がわいた」という意見にも納得です。

RPAは処理中はパソコンが触れない、API連携やDB連携などのシステム連携が不得手、処理に時間がかかる。
だがWEBブラウザ操作が得意です。

HSQはバックグラウンドで処理が行える、API連携やDB連携などのシステム連携が得意、リソースを追加して処理を高速化可能。
だがWEBブラウザ操作が不得手です。

なので、WEBブラウザ操作はRPAにしてもらい、以降のAPIやDB連携はHSQが行う、という様に使い分けるとスムーズなデータ連携ができそうです。

おわりに

記事を見ていただきありがとうございます。
初めての記事の作成のため、見出しの作り方、画像の挿入など色々手探りで書いています。
何か不足がありましたらコメントより教えていただけるとありがたいです。

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