#経緯
4年ぶりに(当時はバージョン1.7.2だった)MinecraftのMod開発の***続き***をしようとしたのですが、環境構築の方法から苦戦しました。
しかもどのサイトを参考にしても全く解決しない!ということで、記録に残しておこうと思います。
Minecraft 1.13以降の環境だとこの方法で行けると思います。
#0 準備
必要なもの
- Minecraft:Java Edition
- Java 8 JDK
- Forge MDK
- Eclipse Luna
- ハリボー ゴールドベア(ダウンロード時間を優雅に過ごすために必須)
Minecraft 1.13から構築方法も大きく変わっているみたいですが、開発環境はJavaのバージョンの関係上、上記のものが必要です!(たぶん)
#1 作業フォルダを作る
- Java 8 JDK、Minecraft:Java Edition、Eclipse Lunaをダウンロード&インストールしておきます。
- Modding用のフォルダを作ります。(ex. ExampleMod)
- さらにその中に、プロジェクト用のフォルダを作ります。(ex. ExampleMod/examplemod-1.14.4)
- 最後に作ったフォルダの中に、ダウンロードしたForge MDKのzipファイルを展開します。
こうなっていたら正解
ExampleMod
┗ examplemod-1.14.4
┣ src
┣ gradle
┣ README.txt
┣ LICENSE.txt
┣ gradlew.bat
┣ gradlew
┣ gradle.properties
┣ CREDITS.txt
┣ changelog.txt
┣ build.gradle
┗ .gitignore
ポイントは、フォルダを2つ入れ子にしているところです!
#2 コマンドプロンプトで作業環境を構築
- コマンドプロンプトを開きます。
- CDコマンドで、プロジェクト用フォルダまで行きます。
-
gradlew genEclipseRun
を実行し、完了までハリボーを食べながら数分待つ。 -
gradlew eclipse
を実行し、完了までハリボーを食べながら数分待つ。
ここまでエラーが出なければコマンドプロンプトでの作業は完了です!
#3 Eclipseでプロジェクトを開く
私はここで1週間悩みました。
―― どどど素人
- Eclipse Lunaを開く。
- 先ほど作ったModding用フォルダをワークスペースに指定する。(ex. ExampleMod)
- ファイル > 新規 > Javaプロジェクト
- 「デフォルト・ロケーションを使用」をオフにし、ロケーション欄にプロジェクト用のフォルダのパスを入れます。(ex. ExampleMod/examplemod-1.14.4)
- ロードが完了した後(もちろんハリボーを食べながら待ちます)、完了を押すと、Eclipsのパッケージ・エクスプローラー内にプロジェクトが表示されます。
これで環境構築はほぼ完了です!
#4 実行テスト
- Eclipseの、実行 > 実行構成 を開きます。
- ウィンドウ左の一覧から、「Java アプリケーション」のツリーを開き、「runClient」を選びます。
- 実行を押して、しばらく待った後、Minecraftのウィンドウが表示されれば実行成功です!
- スタート画面からModボタンを押して、ExampleMod(もともとプロジェクトに作られていたサンプルのMod)があることを確認しましょう!
#5 まとめ
ここが本題なのですが、私が1週間も行き詰まった理由は、Eclipseの最新版を使っていたからでした。
Eclipseの最新版だと、Java 12 JDKしか使えないんですよね…
というわけで、環境構築でうまくいかずModdingをあきらめる人が減り、Minecraft:Java Editionの人口がまた増えますように、祈ってまとめを終えます!
(ここで残りのハリボーを食べる。)