Google Play から以下のタイトルのメールが来た。
「Action required: Update your app to comply with Google PlayPermissions policy」
私はベータ版のSIP通話アプリを開発しているので、それに対しての通知のようだ。
どうやら見逃していたが、SMS や通話履歴に関する権限グループを使用しているアプリは、申請を行う必要があるらしい。
ユーザーに安全で安全な体験を提供する
2019年1月9日までにポリシーの要件を満たしていない、または許可申請書を送信できないアプリは、Google Playから削除される可能性があります。
とのことなので、メールを受け取った開発者は対応する必要があるようだ。
対応方法は以下のリンクに記述してある。
SMS や通話履歴に関する権限グループの使用
このページに書かれている「アクセス権限申告フォーム」から申請を行う。
5ページ構成となっている。
1ページ目
「デベロッパー登録トランザクションID」がわかりにくいが、書かれている payments.google.com からIDを見つけることができる。
1.「ご利用内容」を開く
開発者であれば、開発者トークンを購入しているはずなので、利用履歴として表示される。
2.履歴の一つを選択する
私の場合「開発者トークン」の履歴を選択
3.右側に詳細内容が表示される
その中の「取引ID」がそれ。
その他は、迷う内容はなさそう
##2ページ目
1ページ目の選択内容から省略されているようだ。
「開発者タイプ」によっては2ページ目が表示されるのかもしれない。
##3ページ目
私のアプリは SIP電話アプリなので、中核機能は VoIP Call として、以下の項目を選択。
■プロキシ呼び出し[READ_CALL_LOG、WRITE_CALL_LOG、PROCESS_OUTGOING_CALLS]
その他の許可されない使い方は無いので N/A を選択。
##4ページ目
確認するための追加情報の入力。
サインインが必要ならアカウントを、それが提供できないのであれば画像や動画をアップロードする必要があるらしい。
##5ページ目
最後の確認。
基本すべて「認める」しかない。
「送信」ボタンを押して完了。
#結果
後日報告
#・・・
Android も iOS も、最新SDKが必須になったり、プライバシー関連の強化がされたり、利用する側からすると安全性向上でうれしいですが、開発者としては負担がどんどん増えてつらいですね。
多くの場合、アプリ提出時に対応されているかのチェックを受けますが、今回のようにすでにストアに登録済みのアプリに対してアクションが必要な場合、気づかない可能性があるので要注意です。
英語のメールはスルーしがちなので、重要なことは日本語で送ってほしいと思ってしまいます。。。