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RakutenRapidAPIを使ってみた

Last updated at Posted at 2018-08-31

楽天、「RapidAPI」を提供する米国R Software社と 独占的戦略パートナー契約を締結

いろんな人の作ったAPIが集まったGatewayサイト。ですがそれだけではありません。
このサイトのすごい点は、自作のAPIをここに登録すると呼び出し回数等に応じて課金できるらしいこと!
GooglePlayやAppStoreのAPI版! プログラムを書ける我々にとっては神のようなサービスではないでしょうか。
「ここでAPIを書くだけで生活費を稼げれば!」と考えてしまうのも自然な流れかと

#まずはRakutenRapidAPIに登録

サイトはこちらです。https://api.rakuten.co.jp/

###なぜかいくつものハードルが

まずはアカウント登録画面
Rakutenと名がついていますが、ショッピングの楽天のアカウントでは入れません。
スクリーンショット 2018-08-31 9.18.21.png

では「GitHubのアカウントで登録」や「Googleで登録」をとなる流れですが、
発表された当時、どちらもきちんと動きませんでした。
メアドで登録あるのみです。 ※この時点でこのサイトどうよ・・・ってなる

メアドでの登録はさすがにきちんとでき、ログインすることができました。

#プロフ編集

スクリーンショット 2018-08-31 9.27.31.png

ログイン後右上のプロフ編集。まずはここで身だしなみを整えないと、ということで「プロフィールを編集」をクリック!
すると現れるのは、次のような画面です。

スクリーンショット 2018-08-31 9.30.30.png

は? さっきログインしたばかりなんですけど・・・
ここはログインセッションもきちんと管理できないのか、とか思ってしまいますが、
よく見るとアドレスが変わってました。https://dashboard.rapidapi.com/login

つまり上記プレスリリースの通り、楽天のページは、
スクリーンショット 2018-08-31 9.41.20.png
本家RapidAPIのサイトを和訳したのみで、コンテンツ管理は本家でやるのかフムフムと考えるに至ります。

RapidAPIには、先ほど作成したRakutenRapidAPIのアカウントで入れます。
※裏で僕のパスワード(ハッシュ?)が送られていたのかそうか・・・

#では早速、自作APIを登録しよう!

「ドキュメント」→「APISの追加と管理」https://api.rakuten.co.jp/docs/ja/docs/getting-started/
に方法の説明があります。

まず Mashape Marketplace上でアカウントを作成してください。
APIを追加するには、「マイAPI」 をクリックし、その後緑の 「他のAPIを追加」 ボタンを押して

スクリーンショット 2018-08-31 9.53.05.png

は? 本家はRapidAPIじゃないの? Mashape?ってなります。

MashapeもAPIGatewayサイトで、2017年5月に統合していたようです。
https://konghq.com/blog/the-api-marketplace-joins-rapidapi/

つまりこういうことでしょうか。
スクリーンショット 2018-08-31 9.58.55.png

すごい構造ですね。ビジネス上こうならざるを得ないのかもしれませんが、こういうムダ構造を見るとリファクタしたくなります。

#Mashapeに入る

まず Mashape Marketplace上でアカウントを作成してください。

とのことだったので、作成しないといけないのだろうと「Sign Up」を押して同じメアドで登録しようとすると、「そのメアドはすでに登録されています!」的なメッセージが
スクリーンショット 2018-08-31 10.07.34.png

実は、RakutenRapidAPIのアカウントでログインできました。
※僕のパスワード(ハッシュ?)がここにまで送られていたのかそうか・・・

#ではお待ちかね、APIを登録するぞ!

「+ADD ANOTHER API」のボタンを押していよいよです。
スクリーンショット 2018-08-31 10.17.14.png
BaseURL(後で変えられる)とAPINameを入力して「ADD NEW API」ボタンを押下。
ここで注意なのは、BaseURLに登録するのはhttpsのみということらしいです。
※これはどこにも記載がありません。httpのアドレスを入力しても応答がなく次の画面へ進めません。。。 RakutenRapidAPIに問い合わせてやっと突破できました。
※**ダメな場合は、RakutenRapidAPIの問い合わせフォームから問い合わせましょう。**きっと対応してくれます。(問い合わせないと登録できないようなシステムがわr・・・

#APIの管理画面はこんな感じ
これは私が登録した、パラメータの英単語から和風の漢字画像を生成するというお遊びAPIの管理画面です。
スクリーンショット 2018-08-31 10.27.37.png

左の「+ENDPOINT」を押下して、メソッドとパスを入力する簡単な感じです。
スクリーンショット 2018-08-31 10.40.02.png

プレビューモードで、パラメータを入れて「TEST ENDPOINT」ボタンを押すと、実際にAPIが呼び出されて結果が右に表示されます。
スクリーンショット 2018-08-31 10.44.45.png
僕のAPIでは「mac」と入れるとその漢字和風画像「合羽」が表示されました。
※Macintoshでなくてバーガーでもなくて、合鴨でもなくて合羽? 合羽って何ですか?

###気になるPRICINGはこんな感じ
スクリーンショット 2018-08-31 10.48.58.png
まだいじってないのでよくわかりませんが、最大4コース選べてコース別にオプションを記載できる模様。

###ANALYTICS & SETTINGS
右にある「ANALYTICS & SETTINGS」で、
・BaseURLの変更
・APIリクエスト時の固定ヘッダ値設定
ができます。

※ちなみにここでBaseURLをhttpに変えてもAPIを呼ぶことができました。(自己責任で

もろもろの設定を終えて、VISIBILITYを「PUBLIC」にスライドすれば、晴れてAPI公開となります。
スクリーンショット 2018-08-31 10.56.11.png

#公開されてるか確認

PUBLICにして5分くらい経つと、検索で見れるようになりました!
スクリーンショット 2018-08-31 11.04.06.png

その後、特に何も操作することなく、
RapidAPIや、RakutenRapidAPIからも見れるようになりました。
スクリーンショット 2018-08-31 11.06.38.png

※何かのバグで検索後に僕のAPIが一番上に表示されている。しめしめこのスクショを使ってしまおう(パシャり

#API Gateway サービスをもっと広めていこう!

そうすれば我々API書きも稼げるので(腹黒
RapidAPIはとても使いやすいサービスで素晴らしいですね!

ちなみに私の公開したAPIのURLはこちらです。
Mashape: https://market.mashape.com/sunocos/kanjipicgenerator
RapidAPI: https://rapidapi.com/sunocos/api/KanjiPicGenerator/functions/wahuKanji
RakutenRapidAPI: https://api.rakuten.net/sunocos/api/KanjiPicGenerator/functions/wahuKanji

画面上でポチポチするだけで楽しめますので、是非お試しください。

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