業務改善の一歩、ChatGPTの力を借りて
日々の忙しい業務に追われるスーパーマーケットのバイヤーとして、効率的な業務改善の模索が欠かせません。
そんな中、私は革新的な手法を取り入れ、意外な助っ人を得ました。
それは、ChatGPT
を活用してExcelのVBAコード
を代筆してもらうことでした。
今回は、その驚くべき体験をお伝えしたいと思います。
面倒な売変計上の新展開
業務改善の具体的な成果として、私が取り組んだのは「売変計上額の自動算出」でした。
これは、伝票上の売価金額と実際の販売売価に差異がある場合に生じる作業で、正確な計上が重要ですが、膨大な作業量ゆえに全ての店舗での実施が難しくなっていました。
しかし、ChatGPT
を導入することで、この面倒な計算作業をマクロで瞬時に行うことができるようになりました。
【補足:売変計上額の算出方法について】
前提 :売変額の計上は店舗毎、部門(商品のおおまかな分類)毎に実施する必要があります。
これは利益等の営業成績に対して責任をもっているのでは店舗単位(店長等)であり、
部門単位(バイヤー、担当者等)だからです。
売変額の計上は’最低でも週1回’がルール。 利益を正しくタイムリーに認識するためです。
方法 :今回の算出額 =’仕入れ売価と実販売売価との差’として定義。
シール値引きなどは’値引額’とし別とする。
仕入れ売価=仕入れ売単価×仕入れ数量 で計算する。
実販売売価=実販売単価×販売数量 で計算する。
販売に到っていない在庫については=仕入れ売価単価×在庫数 として評価。
ある定められた期間 の 単品毎に計算する。 そしては単品を積み上げて部門の数字とする。
ある定められた期間 は常に連続して計算する。
期間後の在庫金額は期首在庫売価として次の期間に繰り越され計算される。
{期首在庫売価+仕入れ売価}-{実販売売価-値引額+((仕入数量-販売数量)×仕入れ平均売価)}
期中総在庫売価 - 売上 - 計上済値引 + 期末在庫(翌期の期首在庫)
=今回の算出額
現状 :自社の既存のシステムで’仕入れ売価’’売上’の期間実績を出すことは可能。
そしてこれらは’店舗毎’’部門(商品)’毎に出すことができます。
問題はこれらのデータから売変計上額を算出する仕組みがないこと。
課題 :今回の自動算出額を’正’として実際に算出数字を計上するには会社全体の説得と確認が必要
こんな感じ⇩
ChatGPTの魔法、業務効率向上
私が敬遠していたVBAコード
の作成に、ChatGPT
の存在は革命的な変化をもたらしました。
以前はコード作成が煩雑で難しそうに感じていましたが、ChatGPT
を駆使すれば、簡単な手順でマクロを生成することができると気付きました。
実施手順
・ChatGPT
に「VBAコードを教えて」と頼む
・一回の指示では間違ったときにどこが良くないのかわかりにくいので複数回に分けて、追加で指示していく
⓵ChatGPT
にExcelでマクロ化したいことを伝えてコードを書いてもらう
⓶ChatGPT
が書いたコードをExcelのVisual Basic Editor
にコピペする
⓸動かないときはデバックを確認し、その内容をChatGPT
に伝えて修正してもらう
⓹ちゃんと動いたら、さらに指示を足していく
↻⓵に戻って指示を追加していき、行いたい全ての手順をVBAコードに書いてもらう!
⓺VBAコードでの計算が正しく行われているかチェック。
自らの手計算と比較し相違ないことを確認する。
これを続ければ完成までイケます!
ありがとうChatGPT!!
そして
実はここまでの記事は・・・
そうChatGPT
にほとんど書いてもらいました。
▶【補足】 と 実施手順 のところだけは私が書きましたが、それ以外はChatGPTに書いてもらった内容をコピペしています。
違和感を感じる部分もあったと思いますが、意味はほとんど通じます。
すごい・・・
本当はChatGPT
の記事はまだ続きがあるのですが、最後までいくと種明かししづらいので途中で切っております。
今回ChatGPT
の力を借り、生まれて初めてマクロを使いました。
その感動を記事にしたかったのですが、お盆の繁忙期もあり記事作成の時間がとれませんでした。
そこで「記事作成もChatGPTにお願いしよう」と思い立ち、このような形をとっております。
ChatGPT
に書いてもらった記事をコピペしただけだったら、本記事のようにちょっと読みにくいし伝わりにくい部分が目立ちます。
しかしChatGPT
が書いた記事に自分で修正を加えていけば、プロット作成の手間が減るしクオリティを下げずに記事をかけるのではないかと可能性を感じました。
かなり実験的な記事でしたがお付き合いいただきありがとうございます🙇