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アナログな『価格調査』をGlideでアプリに進化する

Last updated at Posted at 2023-08-03

驚くほど簡単にwebアプリが作れる『Glide』

こんにちは、私はスーパーでバイヤーをしているアラフォー会社員です。
先日Glideというノーコードで簡単にwebアプリを作成できるツールを知りました。
Google Sheetsに情報をまとめてGlideで取り込むだけで簡単にそれっぽいアプリが出来ちゃいます。
テンプレートもたくさんあってデジタル初心者の私にも夢が拡がります。

Glideの詳細については引用記事を⇩

アナログな『価格調査』をデジタルに

Glideを使って業務に使えるアプリをサクッと作ってみます。
今回は価格調査のためのアプリ。
その名も『みんなで価格調査』を作成しました。
競争店の価格調査は堂々とメモを取ることもできず(メモとってたら100%注意されます😢)、スマホでこっそりメモをとるというのが定番です。
そして そのメモを見ながらExcelに清書するという2度手間 を『仕方ない』と思いながら実施していました。
しかし、このアプリを使えば
  ・スマホに入力した調査内容が直接Google Sheetsに保存される。
  ・リアルタイムで複数名と情報共有できる。
というメリットが生まれます。
なによりもデメリットが特に思いつきません!

出来たのがこちら⇩

【動作の説明】
・誰かが店舗-商品毎に調査した価格を上書きする。
・アプリ上で調査価格がリアルタイムに反映し、アプリを共有している全員が最新情報を見れる。

※動画内で出てくるグラフはまだ実装にいたっていません。。。
 メモリの最小値、最大値の設定がわからなくて店舗毎の差がわかりにくい状態なので。。

💣爆誕手順

使用ツール

・Google Sheets
・Glide

1️⃣Google Sheetsに情報をまとめる

Glideに取り込む情報をGoogle Sheetsにまとめます。
今回は価格調査をする『店舗』『商品』『価格(過去の調査した時の)』を入れていきます。
特に意味を成しませんでしたが『大まかなカテゴリ』も入れてみました。

画像1.png

Google Sheetsの入力はとりえあずこれだけでOK。
本当はもっと色々できると思いますが今回はサクッと作りたいので😎

2⃣Glideに連携する

New projectを選び

画像1dfg.png

プロジェクト名(アプリ名)を記入し ⇩図のように選んでいきます。

画像3dfg.png

あとは自分の保存しているGoogle Sheetsの一覧が出てくるのでアプリにしたいもの選べばOK。

3⃣気になるところを微調整

すでにそれっぽいものが出来ています。
でも価格を横並びでみたいのでちょっとイジリます。
STYLEDate Gridに変更

画像4.png

まだ『自社』しかリストに出ていないのでCOULUMNS+Add itemで項目を増やし他の店舗を増やしていきます。

画像6.png

完成です。

画像7.png

😢つまずきポイント(妥協ポイント)

本当はもっとやりたいことがありました。
 ・店舗ごとに誰が調査をしたのか記録する
 ・調査日を記録する
 ・グラフで直観的に見やすくする
 ・過去の調査価格を残し時系列で推移を確認できる
これらの機能を盛り込みたかったのですが力及ばず今回は妥協orz
それでも実務で使えるものにはなっていると思います!(前向き)
何より実際に動かせるアプリを作れたいう達成感がすごい!!

同僚に使ってもらった感想

せっかくなので同僚にドヤァ( ・´ー・`)と自慢しつつ意見を聞いてみました。

私がデジタルの勉強をしているのは知ってますよね?
ついに自作のアプリを作るに至りました。ドヤァ( ・´ー・`)

毎度スマホにコソコソとメモをしている競争店価格調査を楽にするアプリです。
①スマホ入力で直接 表にまとめてくれる
②皆で情報をリアルタイムに共有できる。

使ってみたいと思いますか?
いかがでしょうか?ドヤァ( ・´ー・`)

⓵後輩バイヤーKさん(デジタルネイティブ、デジタルに前向き)

ほー。
競争店の価格調査はスマホメモでやるのでこれはいいですね。
各自の競争店調査の共有もいいと思います。 
今はそれが出来ていなくてもったいないですよね。
皆で使ってみましょう?

ありがとうございます。 
正に欲しい言葉をいただきました。
しかも『皆で使ってみましょう』ですって?
私を喜ばす術を心得ておりますなぁ。 苦しゅうないぞ。
使えると言ってもらえるのならば実際に運用してもいいですよね。
今回は『とりあえず見てもらって意見を聞こう』くらいに思っていたのですが、実際に運用してみようと思います。

⓶店舗の担当者Fさん(元部下、真面目、私に対し忖度しない)

メールにてフィードバックを箇条書きしてくれました。

○近隣店舗の人と調査データを共有することで調査頻度を落とせるので効率が良い。
○調査する際に売場でメモをとるのが時間がかかっていますが、事前にリスト化されているので価格を入力するだけ手早く調査できるのが良い。
▲横並びで一番安い価格のところが自動的に赤色等で強調されるともっと見やすい

ありがとうございます。
『リスト化されていることで調査時間が短くできる』というのはあまり考えていませんでした。
でも言われてみればそうですね。
調査アイテムを指定することで余計な判断をしなくてよくなるというメリットもあるかもしれません。
『一番安いところを強調』はいいアイデアです。
単品ではなく全体感でどこが安いかというの知りたいので『1番安いものが何品あるか』の星取を作ってもいいなと思いました。

今回もらった意見も盛り込みつつアプリをもっとブラッシュアップしていきたいと思います。
なんにせよ手ごたえは上々です。

意見を聞いたら更に前向きになりました

今回は時間をかけずにサッと作った自作アプリでしたが、思っていた以上に良い反応をもらえて嬉しいです。
せっかくなので調子に乗って同僚数名でテスト実用してみようと思います。
2か月前までは自分でアプリを作れるなんて思ってもみませんでしたが、実際に形にして人に評価してもらえると『次も作ろう!』と超前向きになります。
デジタル初心者の私にそんな経験をさせてくれるノーコードツール様 ありがとう!
そしてご教示いただいている方々。 感謝いたします! Thanks!!

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