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業務効率改善のLINE Botを作成するはずだったのに 英単語を学べるLINE Botを作ることになった

Last updated at Posted at 2023-07-05

デジタルツールの勉強はじめます

私はとある小売業の会社で食品のバイヤーをしております。
職柄なのか、社風なのか、私の能力の問題なのか、とんでもない業務量でパンク寸前です。
少しでも業務効率を改善しようとデジタルスキルの勉強を始めました。
まずは「難易度が低い」と紹介されたLINE Botで何か作ってみようと試みました。

制作物第1号は意図せず「英単語を学べるLINE Bot」

結論から言います。
私の記念すべき制作物第1号は「英単語を学べるLINE Bot」です。
出来たのがこちら↓

【機能】
 ①英単語を送ると和訳で返ってくる。
 ②送った英単語と和訳がスプレッドシートにメモされる。
 ③メモしたことが通知される。
このLINEBotでわからない英単語を調べて、後でスプレッドシートのメモを見ながら復習できる!

でもこれ、肝心の業務効率改善とは関係ないんです。。。
LINE Bot制作にあたり「あんなこといいな🎵出来たらいいなぁ🎵🎵」なんてウキウキしていたのですが思わぬ壁にぶち当たり、その解決策としてできたものなのです。

LINE Bot制作にまさかの壁 ~英単語がわからない

LINEBotを作るためにMakeというノーコードで扱えるツールを使用しました。
そこで問題が。。。
画像2.png
↑見ての通りすべてが英語です
私はTOEIC185点を叩きだした男です。
9割5分読めません。 
そしてGoogle Chromeなどのサイト翻訳機能を使ってしまうとMakeはうまく動きません。
ノーコードでも最低限の英語は読めないとダメなんだと。。
英語がわからないおかげで全く制作が捗らない。

というわけでLINEBotを作るために 「英単語を学べるLINE Bot」 を作ることにしました。

制作時のつまずきポイント

「英単語を学べるLINE Bot」には「翻訳」のAPIを使用することが大前提ですがこれが難航しました。
ネットで「翻訳 API」と検索しDeepLTranslation AIなどを見つけMakeでHTTPモジュールを使い組み込もうとしましたが全く機能しません。
HTTPモジュールに入れるURLが間違っているのか? はたまたJSON stringが違うのか?
画像6.png
それらしい部分を見つけてはモジュールに入力するのですが全然ダメです。
そもそもHTTPモジュールを使用すること自体がが間違っているのか?
何がダメなのかさえ分からず途方にくれました。
ネットやYouTubeで色々調べましたが決定打となるような情報がないまま もうダメかと…

解決のカギはテンプレート

そんなときになんとなくMakeのメニューのTemplatesの文字の目に入りました。
一縷の望みをかけてそれっぽいテンプレートがないかと探してみると翻訳らしきものがあるではありませんか!
画像111.png
テンプレート名は「Translate LINE messages with Google Translate」
此処まで散々調べてきたから「Translate=翻訳」だということはわかっています。
見たことのあるgoogle翻訳のモジュールも入っているし期待できる!
これを元にして制作を試みました。

まずはテンプレートのまま自分のLINEアカウントに繋げてどういった動きをするか確認。
画像3.png
適当に「た」と送信したら「rice field」と返ってきた。
ひょっとして「た」→「田」→「rice field」? 英訳?
憶測を確信に変えるため別の言葉を送信。
画像4.png
「愛」→「like」
期待したのは「love」だったけど、まぁ合っている。
このテンプレートはLINEで送信した日本語を英訳で返信してくれるものでした。

テンプレートをアレンジして自分の望むものに変える。

私が作りたいのは 英単語を日本語にするものです。
なのでテンプレートのGoogle Translateモジュールをいじり 英→和訳 だったところを 和→英訳 に変更。
Google Translateは言語翻訳ができるモジュールのようです。色々な言語を選べます。
画像2221.png

ただ和訳で返してくれるだけなら「LINE翻訳」で十分。
私は 調べた単語を後で復習できるものが欲しい ので、送信した英単語と和訳がスプレッドシートに記録されるようにしたい。
そこでGoogle Sheetsのモジュールを差し込み
画像333.png

出来上がり♪
画像4.png
使えるテンプレートを見つけてからはあっという間でした。
10時間近く迷走していたのが嘘みたい。

使用したツール

●LINE Developers (公式LINEの作成、API連携設定)
●Make (API連携の設定)
●Google Translate  (翻訳)
●Google Sheets (復習用のメモ)
×Text parser (テンプレートにあったのでそのまま残しただけです。削除しても普通に問題なく動く)

悩んだ時間も無駄ではない

今回はテンプレートを見つけたことで一気に制作が捗りましたが、悩んでた時間も無駄ではないと思っています。
悩んだり 調べたり 試行錯誤したことでMakeの理解が深まりました。
そして悩んだ分だけ思っていたものが出来上がった時の喜びはひとしおでした。
まだ初心者ですが こういった経験を積み重ねて成長していきたいと思います!

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